今日も登校しないのかな……。昨日は結局電話に出ないままで、折り返しもなかった。
ため息をついてスマホをこっそり開く。
最近、インスタグラムに凝っている沙希は、マメにアップしていたはず……。
アプリを開き、お気に入りに登録している沙希のアイコンを押した。
が……。
『該当のユーザーはいません』という表示に切り替わってしまう。
「あれ……」
ひとりつぶやいてもう一度アイコンを押しても同じ。
どういうことなんだろう……。キョロキョロと見回していると、眠そうな顔の和宏と目が合い、
「どうかした?」
と尋ねられた。もう一度画面を確認しても、やっぱり沙希のページは消えていた。
ため息をついてスマホをこっそり開く。
最近、インスタグラムに凝っている沙希は、マメにアップしていたはず……。
アプリを開き、お気に入りに登録している沙希のアイコンを押した。
が……。
『該当のユーザーはいません』という表示に切り替わってしまう。
「あれ……」
ひとりつぶやいてもう一度アイコンを押しても同じ。
どういうことなんだろう……。キョロキョロと見回していると、眠そうな顔の和宏と目が合い、
「どうかした?」
と尋ねられた。もう一度画面を確認しても、やっぱり沙希のページは消えていた。