『香織さま、こんにちは。
私があなたをはじめて見たのは、一年以上前のことです。
病院からの帰り道、友達と楽しそうに笑うあなたの声に、濁った世界がきれいに洗われるのを見た気がしました。
あのとき、たしかに目が合いましたね。
まるで『あなたはそのままでいいんだよ』と言われている気がして、暗い気持ちに光が射したのです。
それ以来、いつもあなたのことばかり気になっています。
好きになるということは、相手のことをもっと知りたいということなのですね。
どんな家に住んでいるのだろう?
どんな学校に通っているのだろう?
どこにいてもあなたはいつも笑っていて、遠くからそれを眺めているだけで生きていく力をもらえたんです。
今度は私があなたを幸せにする番です。
私たちの気持ちは同じだと、知っているんです。
あなたの恋人より』
私があなたをはじめて見たのは、一年以上前のことです。
病院からの帰り道、友達と楽しそうに笑うあなたの声に、濁った世界がきれいに洗われるのを見た気がしました。
あのとき、たしかに目が合いましたね。
まるで『あなたはそのままでいいんだよ』と言われている気がして、暗い気持ちに光が射したのです。
それ以来、いつもあなたのことばかり気になっています。
好きになるということは、相手のことをもっと知りたいということなのですね。
どんな家に住んでいるのだろう?
どんな学校に通っているのだろう?
どこにいてもあなたはいつも笑っていて、遠くからそれを眺めているだけで生きていく力をもらえたんです。
今度は私があなたを幸せにする番です。
私たちの気持ちは同じだと、知っているんです。
あなたの恋人より』