12月8日(木?)
昨日も眠れなかった。
ぼんやりとソファに座って過ごした。
もしあの男の人がきてもフロアにいれば誰かが助けてくれるだろうから。
藤本さんが声をかけてきた。
わたしに電話がかかってきている、と言う。
「わん君からよ」
と、目配せをしてくれた。
携帯を部屋においてきたから、連絡つかなくて心配してくれたのかも。
昨日、眠れなくてメールしたんだった。
あわててステーションにある電話に出た。
「わん君ごめんね、昨日へんなメールして」
しばらくの沈黙のあと、相手がしゃべった。
「おまえは、いつまでたっても懲りないヤツだな。なにが、わん君だ!」
怒った声の男の人。
あの帽子の人だってすぐにわかった。
昨日も眠れなかった。
ぼんやりとソファに座って過ごした。
もしあの男の人がきてもフロアにいれば誰かが助けてくれるだろうから。
藤本さんが声をかけてきた。
わたしに電話がかかってきている、と言う。
「わん君からよ」
と、目配せをしてくれた。
携帯を部屋においてきたから、連絡つかなくて心配してくれたのかも。
昨日、眠れなくてメールしたんだった。
あわててステーションにある電話に出た。
「わん君ごめんね、昨日へんなメールして」
しばらくの沈黙のあと、相手がしゃべった。
「おまえは、いつまでたっても懲りないヤツだな。なにが、わん君だ!」
怒った声の男の人。
あの帽子の人だってすぐにわかった。