「そういえば、昨日ポストに赤い手紙が入ってだんだよ」
その言葉に心臓がドキッと弾んだ。
赤い手紙って……。
大輔が取り出したそれを見て私は「え」と思わず口にしていた。
大輔が取り出したのはたしかに赤い封筒だった。が、鈴木に見せてもらった物よりも薄い赤色で、よく見ると周りには金の縁取りがしてあった。
入っている便箋も同じように、真っ赤とは言い難い薄い色だった。
はじめて見るであろう和宏は、おっかなびっくり手紙を受け取ると私に見せて来た。
「本当にこれが……?」
私を見る目が驚きで満ちている。
前に見た雰囲気とは違う気がするけれど……。
緊張を押し殺して手紙をゆっくりと開くと、パソコンで打たれた文字が現れた。
その言葉に心臓がドキッと弾んだ。
赤い手紙って……。
大輔が取り出したそれを見て私は「え」と思わず口にしていた。
大輔が取り出したのはたしかに赤い封筒だった。が、鈴木に見せてもらった物よりも薄い赤色で、よく見ると周りには金の縁取りがしてあった。
入っている便箋も同じように、真っ赤とは言い難い薄い色だった。
はじめて見るであろう和宏は、おっかなびっくり手紙を受け取ると私に見せて来た。
「本当にこれが……?」
私を見る目が驚きで満ちている。
前に見た雰囲気とは違う気がするけれど……。
緊張を押し殺して手紙をゆっくりと開くと、パソコンで打たれた文字が現れた。