好きって言って抱きしめて。

作品番号 1561323
最終更新 2019/06/11

好きって言って抱きしめて。
青春・恋愛

19ページ

総文字数/ 9,801

「ねぇ、起きて。朝だけど」
「…嫌だ」
「キスしていいの?」
「…は!?」
「嘘だよ」

嘘ばかりの彼は本性を見せてくれない。

「ねぇ、私のとこどう思ってるの?」

「どう思ってるんだろうね?」

そうやって、意地悪なことばっかする。



_______________だけど。




「好きだよ?」
「また嘘でしょ?」
「どうだろう?本気かもよ?」
「…っ紛らわしいのやめてよ」


どこか期待してしまう私。






その嘘、本気にしてもいいですか?
あらすじ
嘘ばかり言って、幼なじみである八上 那月を翻弄する棗 由都。

那月はいつしか由都に恋心を抱くが、それをなかなか伝えられず時だけがすぎていく。
そんな時、由都からのSOSが届いた。

そして、由都の抱える秘密。那月に近寄る男性。家族がついていた嘘。

それら全てが暴かれた時、那月と由都は何を望むのか。

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