二人でまた瞳を合わす。

日向君の顔にもヤバイ、と大きく書かれている。


近づいてくる足音。

どうする。どうすればいい。

日向君に瞳で助けを求める。


「感念しろ~」


ひぃっ。怒ってらっしゃる・・・。


足音がロッカーの前で止まった。

なんだかホラー映画のような展開だ。



「どこのどいつだぁ!?」