頬杖をつきながら、楽しそうに話している幼馴染と親友に交互に視線を送る。


二人は一度互いに視線を交わす。



「俺達、特別な友達だもんな!」

「・・・はぁ?」

「な、相川!」

「う、うん!そうそう!」



〝特別な友達"。


なんじゃそりゃ。明らかに何か隠しているのは、美空の反応からして明らかだ。


しかし問いただそうにも、二人がすぐに勉強モードになってしまったので、聞くに聞けなくなってしまった。