「せんせー、可愛い女の子二人に頼まれたら断れねぇよなぁ?」 「相川はいいとして莉奈はどうよ」 「なんですってー!?」 そんな中、平松君は葉月君の手からジュースを奪った。 「あ、てんめぇ!」 「俺の彼女が可愛くないわけないだろ」 少し不貞腐れながら葉月君から奪ったジュースを飲み干す平松君。さすが、という感じだ。 莉奈は恥ずかしそうに、だけど少し笑いながら「ほらみろ!」と葉月君の背中を叩いた。