やっぱり少し怒っていた百瀬のほうが、きっと正しい。暗い道を好んで選ぶわたしなんて、あんまりよろしくない。 もう林道に突入してしまっていたけど、そうしてすごすごと百瀬の手招きに応じた。 はずなのに、突然、わたしの世界は反転した。