3日飛ばして、7月23日(土)。
この日、いよいよ大阪のおばあちゃんの家へ行く日だった。
いつもは忙しい父も、今回の旅行のために2週間の休暇を
取っており、皆、早起きした。
「よ~し!じゃあ、皆、行きますか~!!」
「お~!!」
そうして、新幹線に乗った。
新幹線の中で、皆で駅弁を食べる。
「美味し~い!!」
しばらく時間が経ち、ミリカは、アイスクリームが食べたくなった。
「ねぇ、この新幹線の中の車内販売で、アイスクリーム、
売ってるわよね?私、前の車両に行って買ってくる!!」
「ちょ、ちょっと!!待ちなさい!!待ってれば、
こっちにも回ってくるわよ!!」と母が言う。
父も、同じように、
「そうだぞ!!大人しく待ってなさい!!」と言った。
「やだ~!!今すぐ食べたい!!」
「仕方ない子ね~。じゃあ、買ってきなさい」
「やった~!!」
父は、
「良いのかよ・・・」と、小声でつぶやいた。
「じゃあ、私、前の方の車両に行ってくる!!」
「気をつけてね~!!」
「は~い!!」
ミリカは、いくつか前の車両へ移動した。
自動ドアがいくつも開く。
〝ウイ~ン〟〝ウイ~ン〟
「アイス!アイス!」
すると・・・・・・
「え?何コレ?」
この日、いよいよ大阪のおばあちゃんの家へ行く日だった。
いつもは忙しい父も、今回の旅行のために2週間の休暇を
取っており、皆、早起きした。
「よ~し!じゃあ、皆、行きますか~!!」
「お~!!」
そうして、新幹線に乗った。
新幹線の中で、皆で駅弁を食べる。
「美味し~い!!」
しばらく時間が経ち、ミリカは、アイスクリームが食べたくなった。
「ねぇ、この新幹線の中の車内販売で、アイスクリーム、
売ってるわよね?私、前の車両に行って買ってくる!!」
「ちょ、ちょっと!!待ちなさい!!待ってれば、
こっちにも回ってくるわよ!!」と母が言う。
父も、同じように、
「そうだぞ!!大人しく待ってなさい!!」と言った。
「やだ~!!今すぐ食べたい!!」
「仕方ない子ね~。じゃあ、買ってきなさい」
「やった~!!」
父は、
「良いのかよ・・・」と、小声でつぶやいた。
「じゃあ、私、前の方の車両に行ってくる!!」
「気をつけてね~!!」
「は~い!!」
ミリカは、いくつか前の車両へ移動した。
自動ドアがいくつも開く。
〝ウイ~ン〟〝ウイ~ン〟
「アイス!アイス!」
すると・・・・・・
「え?何コレ?」