「おい。〝1000円〟って・・・・・・〝フェリス〟じゃないって事は、この国の金じゃねぇだろ。まぁ、それは、当然か。一体、この国だと、いくらぐらいの価値なんだ?でも、少なくとも、言うほど大金じゃねぇだろ」





すると、ゼドルは、

「いや、そうでもないよ。俺も、良く知らないけど、おそらく、

お前の言う通り、このお札自体は、ミリカの世界でも、大金じゃなかったんだと思う。でも、こんな金、見た事ないだろ?それに、

この世界の金と違って、何か、真ん中に、角度を変えると見える

不思議な絵が描いてあるから、良く出来たお札だよ。って事は、

売れば、物珍しがられもするし、相当な大金になるだろ。それに、

成功すれば、このボディーガード屋は、もっと評判が良くなるだろ?!」と言う。

「確かに!!じゃあ、やってやるか!!!」

「お~~~!!!」

「ありがとう!!!皆!!!」

ミリカも、「ありがとうございます!!!」と言う。