交通事故に遭った珠姫は、病院で目を覚ますが、記憶喪失になっていた。
隣には、恋人だという賢人がいて、親切に世話をしてくれる。

だが珠姫は、記憶が曖昧になっており、賢人との思い出を覚えていない。
婚約までしていると言うのに。
珠姫は、頭痛と戦いながら、前の記憶を一生懸命思い出そうとする。

そんな時、賢人の母親から電話が。
婚約者の良人が目を覚ましたと言うのだ。
実は賢人は良人の双子の弟で、珠姫に魅かれ、恋人の振りをしていたと言うのだ。

余りのショックに、一旦は賢人から身を引き、良人と共に生きようとする珠姫。けれど良人は、珠姫の中のいる賢人の存在を認め、彼女に賢人と生きる事を提案する。
最後は、賢人が珠姫に過去を捨てろと説き、二人は結ばれる。