十年前の自分から手紙が届いた美咲は、初恋の人との『この手紙が届いたら桜神社で会う』という約束を守るために故郷を訪れるが、その相手の遼は中学の卒業式の日に事故で亡くなってしまい、会えることはないとわかっていた。ところが、美咲の前に十五歳の遼が現れる。
てっきり夢かと思ったが、美咲はタイムリープしていた。
告白できないまま遼を失ったことをずっと後悔していた美咲は、今も抱いたままの想いを伝えようと決め、彼を助けられないかと考える。そして卒業式のあと、今度は想いを伝えられて両想いだとわかり、遼が事故に遭うはずだった時間も過ぎたのに、帰り道でふたりとも事故に遭う。
目を覚ますと美咲は二十五歳の姿に戻っていて、やっぱり遼を救えなかったのだと涙するが、そこに大人になった彼が現れる。遼は生きていたのだ。
自分と美咲からの手紙が届いた彼は、美咲との約束を守り、ふたりはしっかりとお互いの手を握って歩き出した。