あらすじ


母に連れられて伯母の家に遊びに行った小学生の悠斗は、そこで葉羽と知り合う。一緒に遊んでいる時に三回奇跡を起こすサボテンを知らずと手に入れる事になる。その数年後、悠斗の両親は離婚し、また学校でいじめに遭う。同じ時期、葉羽も体調を崩し、それぞれ悩みを抱えていた。悠斗が伯母の家に預けられた時、二人は再会し、お互い惹かれあいながらもすれ違い、悠斗は素直になれず、葉羽はすでにサボテンの奇跡を体験していたことで病気を隠して悠斗を助けようとしていた。素直になれない悠斗はそれを拒み益々荒れてしまい、葉羽と喧嘩して会えない日が続く。そのうち葉羽は病に倒れてしまった。悠斗は後悔の中大人になり、その時奇跡が起こって、当時の葉羽に会う事になる。でもこの物語は二人のものだけではなく、今にも命を落とそうとしていた者もサボテンの力で見せられていた。そして勇気と希望を与えられ生きる力を手にすることができるようになる。