そうこうしているうちに迅が現れ、一週間が経っていた。
迅は消えたりどこかへ行ってしまう気配もなく、私の部屋に住みついている。
漫画を読み雑誌を読み、昼寝をして、たまに私の部屋に掃除機をかけてくれているみたい。
変な言い方だけど、ヒモの男の人と暮らすってこんな感じなのかな。
夜は私が勉強している間はベッドでごろごろしている。
寝ていることも多い。なにしろ、夜は透けてしまうので、漫画やスマホなんかは手にすらできないのだ。
私の勉強が終わると移動し、机にもたれて寝てしまう。透明なときはあまりパワーもないようで、とにかくよく寝ている。
迅がいてくれることに喜びと照れ、昔に戻ったような安心感を覚えているけれど、このまま日々が続く保証もなければ、私は妙に焦った気持ちで一週間を過ごしてしまった。
明日は終業式、とうとう夏休みが始まる。優衣との約束は曖昧なままにしてある。
迅といる時間を優先したいって頭があるからなんだけど、いつまで続くは現在未定だ。優衣には申し訳ないけれど、この夏は予定を入れづらい。
迅は消えたりどこかへ行ってしまう気配もなく、私の部屋に住みついている。
漫画を読み雑誌を読み、昼寝をして、たまに私の部屋に掃除機をかけてくれているみたい。
変な言い方だけど、ヒモの男の人と暮らすってこんな感じなのかな。
夜は私が勉強している間はベッドでごろごろしている。
寝ていることも多い。なにしろ、夜は透けてしまうので、漫画やスマホなんかは手にすらできないのだ。
私の勉強が終わると移動し、机にもたれて寝てしまう。透明なときはあまりパワーもないようで、とにかくよく寝ている。
迅がいてくれることに喜びと照れ、昔に戻ったような安心感を覚えているけれど、このまま日々が続く保証もなければ、私は妙に焦った気持ちで一週間を過ごしてしまった。
明日は終業式、とうとう夏休みが始まる。優衣との約束は曖昧なままにしてある。
迅といる時間を優先したいって頭があるからなんだけど、いつまで続くは現在未定だ。優衣には申し訳ないけれど、この夏は予定を入れづらい。