ポテトチップスのりしおの男のレビュー一覧
5.0
読んでほっこりしました。 私が好きになる人は、こうであってほしい。 そんな理想とは少しだけ違っていてもやっぱり好きかも。そんな風に少しだけ心をざわつかせる主人公が可愛らしい作品でした。
読んでほっこりしました。
私が好きになる人は、こうであってほしい。
そんな理想とは少しだけ違っていてもやっぱり好きかも。そんな風に少しだけ心をざわつかせる主人公が可愛らしい作品でした。
まず始めに、自分はうす塩派です
「ポテトチップスの味でその男のタイプがわかる」と言う説に対して共感を抱いている自分がいました(笑)
彼が選んだのは定番のうす塩か、それとも期間限定の味か
意外な味に「えっ?」となりましたが、飾らない愛の告白に胸が温かくなりました
理想と現実は違うとはよく言ったもので、作中のパターンがまさにそれ。理想の相手ををポテチのフレーバーに例える展開に思わず吹いちゃいましたが、でも確かに言われてみると個性的なのがいっぱいあります。ガツンとスパイスの効いたもの、ピリッと香辛料の効いたもの、ほんのり甘い香りが鼻腔に広がるタイプもあったりして。でもその中で、長く飽きの来ない理想のうすしおタイプを求めている時に『どう?のり塩も悪く無いだろ?』と諭すような展開に思わずエロキュンしました。恋愛に味覚を絡めるのは反則です。
理想と現実は違うとはよく言ったもので、作中のパターンがまさにそれ。理想の相手ををポテチのフレーバーに例える展開に思わず吹いちゃいましたが、でも確かに言われてみると個性的なのがいっぱいあります。ガツンとスパイスの効いたもの、ピリッと香辛料の効いたもの、ほんのり甘い香りが鼻腔に広がるタイプもあったりして。でもその中で、長く飽きの来ない理想のうすしおタイプを求めている時に『どう?のり塩も悪く無いだろ?』と諭すような展開に思わずエロキュンしました。恋愛に味覚を絡めるのは反則です。
ポテトチップスの味の好みで男の人の判断をする主人公。
言われてみれば確かにーと思うところが多く、まずそこに共感しちゃいます(笑)
さて、今日はそんな彼女が気になる人を含めての家飲みの日。
お菓子もお酒も準備万端!……だったはずなのに彼は追加でお菓子を買ってきた。
しかも、……ポテトチップス?
さあ、彼は何味を好むの……?
主人公と一緒にドキドキできる素敵なお話です。
恋愛をする条件に「ポテトチップスうすしお」を上げる、という理論を掲げる主人公。そう説かれると、なるほど、とも思えるのが不思議です(笑)
気になる人ができたとき、見極めるなんてことはもしかしたらまだ冷静な証なのかもしれません。
痛い目をみたくないのは誰も同じで、手堅く自分を幸せにしてくれる人、つまり、自分だけを見てくれる人(うすしおさん)を選びたいものです。
けれど不思議なもので、冷静でいられなくなる瞬間はやって来ます。高田くんの選んだポテトチップスに、その言動に一喜一憂。それはもう仕方の無いことで、だって恋は頭でするものではないのですから。
恋に落ちてしまったら、例えばうすしおさんじゃなくっても、始めてみるのも良いかもしれません。
手堅い幸せよりも、ふたりで作り上げる未来のほうがもしかしたら何倍も素敵かも。
さて、このあと宅飲みはどんな展開になったのでしょう?楽しく読ませて頂きました。
こんなに短い時間でこんなに心が温まるなんて、この話に出会えてよかったです。 理想のタイプという誰でも一度は考えたことのある話題をポテチで表現してあるのが斬新で、しかもしっくりくるからこそおもしろいんだな、と思いました。
こんなに短い時間でこんなに心が温まるなんて、この話に出会えてよかったです。
理想のタイプという誰でも一度は考えたことのある話題をポテチで表現してあるのが斬新で、しかもしっくりくるからこそおもしろいんだな、と思いました。