その翌日、わたしはさっそく横澤さんに会いに行った。
横澤さんはわたしがなんのために会いにきたのかうすうす察しているようで、参ったなあという顔をしていた。すみません、一度決めたのにと心の中で深く頭をさげた。
会議室に通され、横澤さんと編集長さんが来るのを待っていると、新卒っぽい若い女の人がお茶をだしてくれた。
そして、わたしの制服を見てはっとする。
「あれ……、その制服……」
そう言って、うちの高校の名前を口にした。
「あ、はいそうです」
わたしは驚いて言った。
「わたし、卒業生なんですよ。びっくり、今日はどうして?」
「あの、インスタグラムの件で……」
「インスタ?」
と、横澤さんが入ってきた。
「あ、紺野。ありがと」
「紺野……」
「あ、宮下さん、この子がね、あなたのインスタ教えてくれたの」
「宮下さんって……理緒ちゃん? えーーー、あなたが?」
わたしは驚いていた。
紺野って、紺野ってもしかしてこの人……
横澤さんはわたしがなんのために会いにきたのかうすうす察しているようで、参ったなあという顔をしていた。すみません、一度決めたのにと心の中で深く頭をさげた。
会議室に通され、横澤さんと編集長さんが来るのを待っていると、新卒っぽい若い女の人がお茶をだしてくれた。
そして、わたしの制服を見てはっとする。
「あれ……、その制服……」
そう言って、うちの高校の名前を口にした。
「あ、はいそうです」
わたしは驚いて言った。
「わたし、卒業生なんですよ。びっくり、今日はどうして?」
「あの、インスタグラムの件で……」
「インスタ?」
と、横澤さんが入ってきた。
「あ、紺野。ありがと」
「紺野……」
「あ、宮下さん、この子がね、あなたのインスタ教えてくれたの」
「宮下さんって……理緒ちゃん? えーーー、あなたが?」
わたしは驚いていた。
紺野って、紺野ってもしかしてこの人……