あくまでもわたしがみんなに嫌われるんじゃないかと怯える気持ちが、自分をがんじがらめにして、窮屈さを感じているだけなのかもしれない。

場の雰囲気をこわさないために、努力するのは当たり前だけど、自分のペースは守ろうと思えた。

インスタグラムに言葉をのせるために、自分の気持ちを正面からみつめたおかげで、自分がどうしたいと思っているのか自分で理解することができたのだ。

それ以来、自分の気持ちを写真を通して表現することに、喜びを感じるようになった。

学校ではうまく振る舞えなくて、自分のいるべき場所を見つけられずにいる私だけど、自分の素性はさらけださずに、インスタグラム上でこの場所でひとりで表現するだけなら、素直なありのままの気持ちを紡ぐことができる。
そして、それに共感してくれる人だけが集まってきてくれる。なんてわたしにとって都合がいい場所だろうと思えた。