きっと、2人の“終わり”は近い。 それでも、彼女は明日も明後日も、最後まで彼の腕に抱かれに行く。 どれだけ自分に別の女の姿を重ねられても。 どれだけ彼が別の女の幻を追いかけていても。 「愛してる」 「ありがとう」 混ざり合う2人から生まれる未来が、決して明るいものでなかったとしても。 Fin.