今日は、朝から冷たい雨が降っていた。
空もどんよりと重苦しく曇っていて、そのせいなのか、目が覚めたときから頭が重かった。
一昨日のDizzinessのライブの後、ほとんど寝ないまま、昨日は朝一からラストまで働いて、今日もまた朝から出勤。
しかも、アルバイトが一人、インフルエンザで急に休みになって、代わりに来れるスタッフも見つからなかった。
それで、朝から昼まで一人で回さないといけなかった。
朝は食欲がなくて、出勤してからは休憩がとれなかったので昼ごはんも食べていない。
その状態で一日中動き回っていた。
やけに身体が重くて、頭がぼうっとする。
なんとなく頭痛もあるような気がした。
ミサトさんが昼から出勤しているので、今日は夜7時に帰れるのが唯一の救いだ。
窓側のカウンターをふきんで拭きながら、ふと手が止まる。
うつむいて、こぼれた砂糖の粒をじっと見つめていると、頭が真っ白になった。
しばらくそうしていると。
「―――レイラさん?」
いきなり耳許で声がして、私は肩を震わせて顔をあげた。
ルイが険しい顔で覗きこんでいる。
「ほんと、大丈夫ですか? 動き、止まってましたけど………気分悪いんじゃないの?」
空もどんよりと重苦しく曇っていて、そのせいなのか、目が覚めたときから頭が重かった。
一昨日のDizzinessのライブの後、ほとんど寝ないまま、昨日は朝一からラストまで働いて、今日もまた朝から出勤。
しかも、アルバイトが一人、インフルエンザで急に休みになって、代わりに来れるスタッフも見つからなかった。
それで、朝から昼まで一人で回さないといけなかった。
朝は食欲がなくて、出勤してからは休憩がとれなかったので昼ごはんも食べていない。
その状態で一日中動き回っていた。
やけに身体が重くて、頭がぼうっとする。
なんとなく頭痛もあるような気がした。
ミサトさんが昼から出勤しているので、今日は夜7時に帰れるのが唯一の救いだ。
窓側のカウンターをふきんで拭きながら、ふと手が止まる。
うつむいて、こぼれた砂糖の粒をじっと見つめていると、頭が真っ白になった。
しばらくそうしていると。
「―――レイラさん?」
いきなり耳許で声がして、私は肩を震わせて顔をあげた。
ルイが険しい顔で覗きこんでいる。
「ほんと、大丈夫ですか? 動き、止まってましたけど………気分悪いんじゃないの?」