あたしは、意を決して、自分をすべてさらけだす覚悟で話し始めた。


「あたし、芹香がスミレとあたしの仲に割り込んできたように思えてずっと邪魔者扱いしてた……」


中学の時のことをきっかけに、3人グループを避け、とにかく独りにならないようにしてたのに、芹香にそのバランスを崩され、芹香を無理やり仲間はずれにしようとしていた。


それは、芹香があたしの悪口を言っていると勘違いしてからより拍車がかかっていって。
芹香の存在が、あたしとスミレの仲を引き裂こうとしているように思えて、嫌うしかなかった。


全部話すには、正直勇気がいる。芹香に、本当に嫌われてしまうかもしれない。
でも、今更隠したりして話さなかったら、“本当の友達”になんてなれないと思うから。


ただただ黙って聞いてくれる芹香に、あたしはまっすぐに今の自分の気持ちを伝えた。


「スミレに嫌われるぐらい、あたしは芹香にひどいことばかりしてきたの。 でも、スミレに避けられるようになったあたしのことも、芹香はずっと気にかけてくれて……」


あたしの誕生日のことまで、ずっとずっと、あたしが喜ぶようにと考えてくれていたんだよね。