昼飯食ったら、いつもの川沿いの道まで行って、心ゆくまでボールを蹴ろう、
なんて考えながら、俺は階段を降りた。
母さんと二人でワイドショーを見ながら冷やし中華を食べ終えると、
俺はしばらくリビングのソファに座って、さして興味もない昼ドラを何気なく見ていた。
そのとき、短パンのポケットに入れていたスマホが小さく震えた。
見ると、百合からだ。
『おはよう。いい天気だね』
俺はくすりと笑い、
『いま起きたの? もう昼過ぎだけど』
と返す。すぐに百合から、
『いいじゃん、せっかくの休みなんだから』
と返ってきた。
しっかりしていそうな百合でも、朝寝坊することなんてあるんだ、なんて、
新しい発見をしたような気がして嬉しくなる。
俺も今日は部活休み、と返して、しばらくラインでやりとりをする。
なんて考えながら、俺は階段を降りた。
母さんと二人でワイドショーを見ながら冷やし中華を食べ終えると、
俺はしばらくリビングのソファに座って、さして興味もない昼ドラを何気なく見ていた。
そのとき、短パンのポケットに入れていたスマホが小さく震えた。
見ると、百合からだ。
『おはよう。いい天気だね』
俺はくすりと笑い、
『いま起きたの? もう昼過ぎだけど』
と返す。すぐに百合から、
『いいじゃん、せっかくの休みなんだから』
と返ってきた。
しっかりしていそうな百合でも、朝寝坊することなんてあるんだ、なんて、
新しい発見をしたような気がして嬉しくなる。
俺も今日は部活休み、と返して、しばらくラインでやりとりをする。