『藤森先生観察日記6』







気持ちのいい朝です。




朝の陽射しがきらきらと差し込んで、部屋中を明るく照らし出していました。





私は自分の部屋を出て、台所で食事の支度を始めます。




お母さんはいつも通り、もう仕事に行っています。





………今までは、本当は、この朝の静けさが、悲しいと感じることがありました。





朝起きても誰もいないーーー慣れてはいましたが、なんとなくもの寂しい気がしていました。





ですが、今、私は、朝が大好きになりました。






だって、もうすぐ、先生に会えるからーーー






私は急いで朝食のサンドイッチを作り、二人分のお弁当を詰めて、着替えを済ませて家を出ました。