とりあえず、他に頼るところがなくて、私は実家の母に電話する。
「あらー、佐波。荷物、届いたー?」
電波の向こうで母が呑気な声を出す。
「お母さん!どうしよう!みなみが頭ぶつけちゃった!!」
「ええ!?」
母の声が一気に真剣味を帯びた。
かくかくしかじか……私が事情を説明すると、母の声は再び呑気な声に戻った。
「なーんだ、平気よ。泣いてもいないし、たんこぶもできてない。意識もしっかりしてる。っていうか、ズリ落ちただけなんでしょ?」
「う……うん、たぶん」
「結構、頑丈なのよ、赤ん坊って。そのくらいなら平気。びっくりしただけでしょ?」
えぇ~?
母の判断と私の慌て方にギャップ有りまくりなんですけど
「あらー、佐波。荷物、届いたー?」
電波の向こうで母が呑気な声を出す。
「お母さん!どうしよう!みなみが頭ぶつけちゃった!!」
「ええ!?」
母の声が一気に真剣味を帯びた。
かくかくしかじか……私が事情を説明すると、母の声は再び呑気な声に戻った。
「なーんだ、平気よ。泣いてもいないし、たんこぶもできてない。意識もしっかりしてる。っていうか、ズリ落ちただけなんでしょ?」
「う……うん、たぶん」
「結構、頑丈なのよ、赤ん坊って。そのくらいなら平気。びっくりしただけでしょ?」
えぇ~?
母の判断と私の慌て方にギャップ有りまくりなんですけど