荷物はやはり母からで、本日も野菜やらこんにゃくやら梅ジュースやら、様々な食品が入っている。
ありがたい……、でも、わざわざこんなに送ってくれなくてもいいのになぁ。

重たいので、リビングまで運ぶのはやめ、玄関でばらして片付けることにする。

独身時代と違うのは、大量の荷物の中にみなみ用のロンパースが入っているってことだ。

そして、時期には早い林檎が3つごろんと入っている。
メモで

「果汁を飲ませなさい」

とあった。

うちの母も果汁を飲ませよう信者のようだ。

2ヶ月になったら、赤ちゃんには果汁をあげていい。
私たちの母親世代には浸透してるこのお話。

今は、アレルギーの観点からも、積極的にあげなくてもいいらしい。
のどが渇いたら、哺乳瓶で麦茶がオススメだって産院では聞いた。

ま、うちのみなみさん、哺乳瓶が嫌いなんで、用意しても飲んでくんないんですケドね。
麦茶も果汁も一緒かな?
また、チャレンジしてみよっかな。


林檎を手にリビングに戻ると、そこには驚愕の光景が……。


みなみがバウンサーの下に転がっていたのだ。