……と同時に激しく不安になる。


「みなみ……、哺乳瓶嫌いなんだよ。きっと飲んでくれないと思う」


「そうかもしれない。だけど、しつこくチャレンジして、『もうこれを飲むしか道はない』って思わせれば、最後は諦めると思わないか?」


そこまでの道のりが、ものすごく大変だと思う……。


「ゼンさん、授乳くらいならできるから、大丈夫だよ?」


「おまえにしっかり休んでもらいたいって意味で提案してる。心配かもしれないが、俺に任せてくれないか?」


みなみが心配なんじゃなくて、ゼンさんが心配なんだよ。
みなみの寝なさ加減とおっぱいほしいのギャン泣きは、相当ハードなんだから。

週末しかみなみと触れ合えないゼンさんには過酷すぎるんじゃないかと……。


しかし、ゼンさんたっての希望で、今夜はゼンさんにお任せすることになったのだ。