作品の中に書きましたが、「目に見えない障碍や病気」は特に理解されにくいものです。
だから、この人は努力が足りないとか、ダメな人だとか……平気で傷つける人もいる。
だけど、本当にそうでしょうか。
私はたくさんの子供達と触れ合う時間が多々あるのですが、なにかしらの困難を抱えていて、他の子と比べ成長がゆっくりな子もいます。
だけど、努力していないわけではないんです。
むしろ、追いつきたいと必死に努力しています。
ただ、成長がゆっくりな子は、周りからの暴言で傷つきすぎている。
人は誰しも「成長したい」という欲求を抱えて生まれてきます。
ですが、その欲求をつぶすのも、また人なんです。
あなたはダメな人だ。
そう言われた瞬間、「成長したい」という欲求がしぼんでいきます。
努力しても思うような結果が伴わなわず、おまけにバカにされると、"どうせ無駄だ"という気持ちに支配されるから。
そんなの残念すぎます。