余命半年の小笠原先輩は、いつも笑顔なんです

作品あらすじ

大学一年生のわたしは、サークルで出会った三年生の小笠原先輩が余命半年であることを知る。"ふつう"なわたしは、ちゃらんぽらんで、てきとーで、色々とめちゃくちゃな小笠原先輩に憧れていた。そんな小笠原先輩は自分の"死"を前にしてもマイペースでへらへらしているように見えたけれど、一緒にいるうちに本当の想いが見えてきて――笑って、泣ける、感動の青春小説。

作者コメント

殺しても死にそうにない人っていますよね。自由で、自分勝手で、周りを振り回してばかりで、そんなエネルギッシュなところが魅力的でもある人。そんな人物が余命宣告を受けるところから始まるこの小説は、ただ悲しいだけの物語ではありません。笑えて、泣ける。そんな不思議な読み心地をお楽しみください。よろしくお願いします。

~PROFILE~
浅原ナオト(あさはらなおと)

2018年、小説投稿サイトで発表した『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』が書籍化されデビュー。同作はドラマ化もされ、話題に。他著作に『御徒町カグヤナイツ』『#塚森裕太がログアウトしたら』『今夜、もし僕が死ななければ』などを刊行。

書籍情報

2023年2月28日発売

スターツ出版文庫から書籍化!!

『余命半年の小笠原先輩は、いつも笑ってる』

浅原ナオト/著

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