「旦那様……！　おかえりなさいませ」 「ただいま。私の可愛いお姫様」 元騎士団団長（現在は騎士団指南役兼王太子護衛役）の侯爵家オーガストに嫁いだ第六王女ルーシィは珍しい恋愛結婚で結婚後も相思相愛。 狼人族にとって気性が荒くなる満月の夜は獣の姿に戻るのだが、それに対してルーシィは──。 「きゃーーーー！　旦那様素敵！　綺麗、美しいですわぁああ！　モフモフ……ギュッとしても？」 　全力でオーガスト（旦那様）のお世話を買って出る。そんな妻のはしゃぎように「まったくもうしょうがない人だ」とオーガスト（旦那様）も野性味は何処へ？という感じで妻にでろでろ。侯爵家は幸福な日々を過ごしているのだが、ルーシィは嫁いでから領地内での収穫祭に行くことを禁止されている。過保護なオーガスト（旦那様）に不満は無いのだが、一緒にデートする夢を捨てきれずにいた。 　そんななか隣国の蛇人族ベルトラン王子の画策によりルーシィを連れられしまい、オーガストが我を忘れて獣に戻ってしまうのだが──。 ※最初から最後までモフモフ甘々、相思相愛がカンストしています。 こちらは氷雨そら(X @ hisamesora)さんのもふもふヒーロー企画参加作品です。

明王朝の時代 甥の皇位を簒奪してまでも、明の基盤を築き上げた永楽帝 彼を献身的に支えたのは、生涯を誓い合った徐皇后 しかし、皇位簒奪という行為に負い目を感じていた永楽帝は、 徐々に疑心暗鬼に陥り、徐皇后を疎んじるようになる。 二人の愛がすれ違っていくなか、 後宮の女たちの陰謀・裏切りに翻弄される二人 果たして、彼女が貫いた真実の愛とは……？ 文武に秀でており、類いまれなる軍略家 民を愛する美男子皇帝 朱 棣(しゅ てい)、字は秀快(しゅうかい) 　　　　　　　　× 徐 伯偲(じょ はくし)、字は美凰(みおう) 機知に富んだ才女で慎み深く、文化事業に熱心 容姿は平凡な名家の令嬢 ＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　 中国の明王朝永楽帝の時代を舞台に 徐皇后が貫いた愛と人生を描いた 一大歴史エンターテイメント 　 ＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　 史実とフィクションを 織り込んだ 中華後宮史

※更新休止中※ 都合よく手に入れた 壊れた記憶 ********** 掌編シリーズ第11弾 掌編小説集 18．好きで恋して愛する 44．比べるなんてできない 61．だけど心は廻る？ 111．それはきっと球形 114．答えは永遠に聞けない 126．運命の軌道と宿命の対決 129．それはただ逃げているだけ 144．きっと増えてゆくよ 185．盗難防止 195．ホロスコープのように 320．掴める、取り零す事も無く 331．さしずめ僕は君の王子様 347．敬意を払って貰える人物になりたい 389．鈍感な俺でも気付くぐらいにな 390．見上げる空は青かった 391．握り締めた拳に赤が滲んでも 16作品より ********** 2017/4/5　start