こはならむ・堂村璃羽×スターツ出版 楽曲コラボコンテスト

コンテスト概要

SNSで絶大な支持を得る、こはならむさん、堂村璃羽さん。男女二人がそれぞれの視点で「ひとつの恋の別れ」を描いた楽曲『ポケットにあの日をしまって』。この曲を聴いて、あなたが連想した物語を募集します。受賞作はスターツ出版より書籍化!ご応募お待ちしています。

結果発表

【全体講評】

この度は「楽曲コラボコンテスト」に多数のご応募ありがとうございました。


男女二視点ならではのすれ違い、楽曲のキーワードが散りばめられた作品はどれも切ない良作揃いでした!


全体的に、楽曲の人物像や世界観をそのままノベライズしている作品が多い印象を受けました。

審査ポイントとしては、楽曲のメッセージを自分のフィルターに通していかにオリジナリティのある作品に仕上げているか、そして結末が切なくも前向きな読後感であることを基準に審査しました。


受賞作品への講評は以下となります。

長編賞

該当なし

短編賞

『あの日云えなかった言葉はいつかの君に届くだろうか』 紀本 明/著

ノベマ!掲載

【 講評 】

「俺たち付き合うことにしたから」とほかの女子連れの彼氏に突然宣言された紗江。でも一緒にバイトに入っていた伊織先輩が「ちょうどよかった。俺、付き合いたいと思ってたところだったから」と助けてくれて…。ヒロイン・紗江のために、ヒーロー・伊織先輩がついた嘘がすれ違いの一因となっていた設定もよかったですし、想いを伝え合い通じ合うラストも素敵でした。

短編賞

『つま先立ちの恋』 とみやま ありさ/著

ノベマ!掲載

【 講評 】

ライトな書き味ですが、その言葉選びは、恋に悩む気持ちが的確に表現されていて、冒頭で引き込まれます。楽曲のメッセージをそのまま引用するのではなく、独自の物語に変えている点が良かったです。男性も魅力的でした。タイトルの本当の意味が明かされるラストには誰しも絶対共感してしまうはず。沢山の人に読んで欲しい作品です!

短編特別賞

『たゆたう。』 橘 七都/著

ノベマ!掲載

【 講評 】

「付き合っちゃう?」というヒロインのひとことで始まったふたりの関係。彼氏視点、彼女視点どちらを読んでも人物像が具体的に描かれているためとても共感性が高く、お互い想いあっているのに、確信が持てなくて不安で離れることを選んでしまう心情がとても心に響く作品でした。

短編特別賞

『涙、取り消し線』 金犀/著

ノベマ!掲載

【 講評 】

「教科書どうすればいい?」「サブスクの名義も」と、ひと月前に別れた元カレから連絡が来て……。共有のサブスクアカウント、借りっぱなしの教科書、元カレの家にいったときにどこに座っていいかわからなくなるあの感じ。別れたばかりの恋人とのあるある、微妙な空気感を、リアルに共感度高く表現していた部分が素晴らしいなと思いました。最後の【取り消し線】の部分は、恋人ふたりの共通言語として描かれていると思うのですが、そこも読者が自分自身の体験を当てはめられるように、わかりやすく描けるとさらに素敵な作品になったのではないかと思います。

応募要項

■ テーマ:2視点で描く切ない恋の別れ

  • 楽曲「ポケットにあの日をしまって」を聴いて連想する、男女2視点の物語を執筆してください。
  • 実体験に基づく、誰しも一度は経験したことがあるような、後悔の残る恋、忘れられない恋の別れの物語を募集します。読者が過去の恋を思い出して共感できる作品をお待ちしています。
  • 同じセリフ・場面であっても男女で考えていることが違うなど、2視点ものならではのすれ違いを描いてください。

※フィクションでも構いません

◎ 作品イメージ 冬野夜空『すべての恋が終わるとしても 140字の恋の話』より

■ 楽曲紹介:『ポケットにあの日をしまって』

「だから、ありがとう、ごめんね、バイバイ」

カップルの別れを彼氏彼女それぞれの目線で描いた2曲を、こはならむと堂村璃羽が同時配信リリース。

付き合っていた頃のお互いのすれ違いや、別れた後の思いの変化などを繊細に綴った歌詞。“未練が残る彼氏” “未来を見ている彼女” 対象的だが、リアルな歌詞と切なさを感じることができる楽曲になっている。

『ポケットにあの日をしまって feat. 堂村璃羽』by こはならむ

< こはならむ >

喜怒哀楽に寄り添った歌声が特徴的なシンガー。SNSでは「砂糖をめっちゃ入れたコーヒーみたいな歌声」「芯のある少年的な歌声」「月曜日の憂鬱が吹っ飛ぶ声」など声に対して多くのコメントが寄せられており、その表現力の高さに一耳惚れするリスナーが続出。活動開始からわずか2年で、約35万人のYouTubeチャンネル登録者数を獲得するなど、驚異的な成長を見せるネクスト・ブレイクアーティスト。

『ポケットにあの日をしまって feat. こはならむ』by 堂村璃羽

<堂村璃羽>

兵庫県淡路島出身、1998年1月12日生まれのシンガー。

18歳の時に大学へ通いながらツイキャスやYouTubeを通して、歌ってみたを投稿し歌い手として活動を始める。元々、ラップミュージックが好きで日々、耳にする音楽がHIPHOPだったことから、歌い手としての活動から、オリジナル音源制作への活動へと路線変更し、大学を2年の冬、中退し、関西から上京を決意。現在は、YouTubeを発信拠点として、主に、大阪・東京でライブ活動に専念している。

長編賞(1作)

賞金10万円 + スターツ出版より書籍化


短編賞(作品数未定)

商品券3,000円 + スターツ出版より短編集として書籍化

作品文字数

「野いちご」「ノベマ!」上で、作品本文を以下の文字数に収めてください。

  • 長編賞 75,000~130,000字
  • 短編賞 1,000~10,000字

※応募方法【B】を利用される場合は、使用するソフト(Word等)上で、上記文字数におさめてください。

応募方法

応募方法【A】「野いちご」or「ノベマ!」に投稿する

  • 投稿場所は「野いちご」「ノベマ!」どちらでも可。
  • 事前に応募するサイト(野いちご or ノベマ!)に会員登録の上、作品を投稿してください。

※以下はノベマ!の画面です。

STEP1

エントリーしたい作品の【作品編集】から、【設定】画面のコンテスト応募「こはならむ・堂村璃羽×スターツ出版 楽曲コラボコンテスト」を選択します。

STEP2

エントリーする部門を選択し、作品のあらすじを入力してください。

  • あらすじとは、ストーリーの全容、登場人物の設定や大きな流れを簡潔に明記したもので、この内容を元に審査を進めさせていただきます。
  • このあらすじは、他のユーザーには公開されません。(エントリー締め切り日まで編集できます。)
  • あらすじの文字数(400字程度)は、審査時はカウントいたしません。

※以下は参考イメージです。

STEP3

ページ最下部の【設定を保存する】ボタンを押すとエントリー完了です。

応募方法【B】 ファイルアップで応募する

すでにお持ちのテキスト原稿をそのままアップして応募することができます。

※対応ファイル形式はdoc/docxとなります。

スケジュール

  • 7月6日(水)エントリー開始
  • 9月30日(金) エントリー及び完結締め切り

※完結ボタンの押し忘れにご注意ください。

  • 11月末 結果発表

※スケジュールは変更になる可能性がございます。

応募資格

不問(プロ、アマ、年齢等一切問いません)

対象

応募サイト「野いちご」「ノベマ!」で読むことができる作品。

コンセプトに準じた作品であれば、複数エントリーしていただけます。

以下に該当する作品のエントリーは不可となります。

  • 「野いちご」「ノベマ!」の規約に反するもの
  • 過去に書籍化されたもの
  • 書籍化の予定があるもの
  • 本人以外に著作権及び著作隣接権があるもの
  • 現在開催中である他の文学賞に応募しているもの
  • そのほか当編集部が不適切と判断したもの

注意事項

  • 複数作品のエントリーを可とします。
  • 新作を推奨しますが、テーマに沿った作品であれば、既存作品での応募も可能です。
  • 他の公募コンテストに応募中の作品は、選考対象外となります。
  • 電子書籍も含め書籍化されていない、もしくは書籍化の予定がない、また小説、映画、コミック、アニメ、ゲーム等商業用途で二次利用されていない、日本語で書かれたオリジナル作品に限ります。
  • シリーズ作品や続編、サイドストーリーなど、その作品だけでは物語が完結していない場合、原則として審査対象外となります。
  • 完結締め切り後の作品内容編集は、誤字脱字の修正のみ可とします。番外編等の追加を含む大幅な内容の編集をされた場合、失格となります。なお、完結締め切り後に作品掲載ポリシー違反が発覚した場合も同様に失格となります。
  • 選考対象外になる事実が認められた場合、結果発表後であっても受賞が取り消される場合があります。
  • 文字数不足など、当社出版基準に満たない場合は、出版できないことがあります。
  • 出版の際には、当社編集方針により作品を編集させていただくことがあります。

審査について

審査員

スターツ出版 書籍編集部

審査方法

すべての応募作品を読んだ上で、総合的観点から審査いたします。

諸権利

応募者は、本コンテストに応募した時点で、応募作品の利用(複製、公衆送信、出版、頒布及び当該利用を第三者に再許諾することを含む。)に関する権利を当社に非独占的に許諾するものとします。

また、応募作品が受賞した時点(弊社から受賞のご連絡をし受賞者が受諾した時点)で、受賞作品の利用(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、譲渡、貸与、翻訳、翻案、出版、派生著作物の作成及びその利用。当該利用を第三者に再許諾すること等を含む。)に関する権利が当社に帰属することにつき、予め承諾するものとします。

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