帰宅するため、部長の車に乗り込む。
エンジンをかけながら部長が言った。
「心臓、動いてたな」
「はい、部長の言った通り元気に」
「悪い。俺、ようやく実感が湧いた。おまえが苦しんでるって頭でわかってたのに」
「私なんて、心拍聞くまで堕ろそうと思ってました」
「おまえ、ひとりに背負わせてた気がする。罪滅ぼしに、ちょっと付き合え」
部長が車を発進させた。
えー?
私、部屋着だし、車で酔ったらヤダから遠出はなしがいいけど……。
部長の車は出発してすぐにとある駐車場に滑り込んだ。
正確には駐車場じゃない。
ファーストフード最大手、マ●クのドライブスルーじゃん!!
驚いている私を尻目に、部長はさくさく注文。
ちょちょちょちょっと待って!
なんでマ●ク買ってんの?
しかも車という密室にその匂いのキツい食べ物を入れてしまおうというの?
どこが罪滅ぼし!?
エンジンをかけながら部長が言った。
「心臓、動いてたな」
「はい、部長の言った通り元気に」
「悪い。俺、ようやく実感が湧いた。おまえが苦しんでるって頭でわかってたのに」
「私なんて、心拍聞くまで堕ろそうと思ってました」
「おまえ、ひとりに背負わせてた気がする。罪滅ぼしに、ちょっと付き合え」
部長が車を発進させた。
えー?
私、部屋着だし、車で酔ったらヤダから遠出はなしがいいけど……。
部長の車は出発してすぐにとある駐車場に滑り込んだ。
正確には駐車場じゃない。
ファーストフード最大手、マ●クのドライブスルーじゃん!!
驚いている私を尻目に、部長はさくさく注文。
ちょちょちょちょっと待って!
なんでマ●ク買ってんの?
しかも車という密室にその匂いのキツい食べ物を入れてしまおうというの?
どこが罪滅ぼし!?