お部屋はさすがにスイートじゃなかったけど、高級ホテルだけあって、すっごく豪華な作り。
荷物を置くと、部長はさっさと部屋を出てしまう。
アメニティチェックしてる場合じゃない。
慌てて後を追う私。
そのまま、想像した通りホテル内のフレンチのお店へ。
席に案内されても、まだ落ち着かない私に、部長がワインリストを見せる。
「ワイン一杯くらいなら飲んでもいいって話だぞ」
「エッグ倶楽部情報ですか?」
「まあな」
ワインなんて、妊娠前に飲んだっきり。
律儀に禁酒を守り通してきたのは、ホルモンのせいかお酒を飲みたくなかったからなんだけど、
こうしてお高いワインリストを見てると食指が動くなぁ。
「じゃー、一杯だけ。銘柄はお任せします。あんまり高くないのにしてくださいね」
「ここまで来てケチくさいこと言うな。一杯ならイイモン飲め」
部長は結構値の張る一本を頼む。
いや、残りは部長が飲むにしたって……。
そんな贅沢いいのかな。
荷物を置くと、部長はさっさと部屋を出てしまう。
アメニティチェックしてる場合じゃない。
慌てて後を追う私。
そのまま、想像した通りホテル内のフレンチのお店へ。
席に案内されても、まだ落ち着かない私に、部長がワインリストを見せる。
「ワイン一杯くらいなら飲んでもいいって話だぞ」
「エッグ倶楽部情報ですか?」
「まあな」
ワインなんて、妊娠前に飲んだっきり。
律儀に禁酒を守り通してきたのは、ホルモンのせいかお酒を飲みたくなかったからなんだけど、
こうしてお高いワインリストを見てると食指が動くなぁ。
「じゃー、一杯だけ。銘柄はお任せします。あんまり高くないのにしてくださいね」
「ここまで来てケチくさいこと言うな。一杯ならイイモン飲め」
部長は結構値の張る一本を頼む。
いや、残りは部長が飲むにしたって……。
そんな贅沢いいのかな。