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何かが変わったとするならば、それは多分変わったのではなくて変えられたのだとぼくは思う。
ぼく以外のだれかの力で、ぼくの未来が変えられたということ。

それはもはやぼくの未来ではなく他人の手による未来だ。
ぼくがだれかに明け渡した、いつかのぼくのものだった、未来。

じゃあ、ぼくは。

どこへ向かえばいいのだろう。

身を切る寒さに凍えながら。