明日が終わってもまだ学校はある訳で。



このグラウンドはいつだって目にすることが出来るし、部室にだって遊びに行ける。




…だけど、やっぱり何かが終わってしまうんだ。




三年間走り続けたグラウンド。



いろんなことを話し、笑い、泣き、時に衝突し合った藤島学園陸上部を見守っていた部室。





自分の体に目を遣れば、すっかり着慣れた緑色のジャージ。



そして…








…ここから見上げた空は…



いつも綺麗だった…