「なんでわかったの?」
驚くあたしをイッペー君はジロリと目を細めて睨む。
「前にプリントをポケットに入れた時、ガムが入ったままやったから」
「あ……」
そう言えば、あたしがプリントをハート型にくり抜いた時、イッペー君はそれをつき返して、あたしのポケットに入れたんだった。
あの時、バレちゃってたんだ……。
「いや、それ以前の問題……つーか。
お前『食った』とか言うわりに、全然、あの内容について触れてこーへんし。まぁ、気づかんのやったら、そのままでええかな……とも思ってんけど」って、イッペー君はブツブツ言う。
「あの内容?」
驚くあたしをイッペー君はジロリと目を細めて睨む。
「前にプリントをポケットに入れた時、ガムが入ったままやったから」
「あ……」
そう言えば、あたしがプリントをハート型にくり抜いた時、イッペー君はそれをつき返して、あたしのポケットに入れたんだった。
あの時、バレちゃってたんだ……。
「いや、それ以前の問題……つーか。
お前『食った』とか言うわりに、全然、あの内容について触れてこーへんし。まぁ、気づかんのやったら、そのままでええかな……とも思ってんけど」って、イッペー君はブツブツ言う。
「あの内容?」