「いいよー。絶対、あたしの方が上手いもん。あたしのファン魂を見せてやる!」
そう意気込んで描いてみるものの。
「あ……あれ?」
思いのほか難しくて。
なんだか劇画タッチの気持ちの悪いおじさん……みたいなイラストになってしまった。
「ぶ……ゴルゴ?」
イッペー君はお腹を抱えて笑い出した。
「怖いっ。これ、怖いんですけどー! めっちゃ睨んでるし!」
わざとらしく両腕を抱えて怖がる。
あーもぉ、むかつく。
あたしは机の上に置いてあった消しゴムで、イラストを消した。
そしてもう一度トライ。
だけど今度は……。
そう意気込んで描いてみるものの。
「あ……あれ?」
思いのほか難しくて。
なんだか劇画タッチの気持ちの悪いおじさん……みたいなイラストになってしまった。
「ぶ……ゴルゴ?」
イッペー君はお腹を抱えて笑い出した。
「怖いっ。これ、怖いんですけどー! めっちゃ睨んでるし!」
わざとらしく両腕を抱えて怖がる。
あーもぉ、むかつく。
あたしは机の上に置いてあった消しゴムで、イラストを消した。
そしてもう一度トライ。
だけど今度は……。