「いたっ。おまっ……ドアホって。しかもなんで関西弁?」



その瞬間

イッペー君があたしの中に舞い降りた気がした。



イッペー君ならば……

イッペー君ならば……きっとこう言う。

あたしはグッと拳を握る。




「ポエマー上等! 何が悪いねん!」