君という夢を描いて The after story―Embrace it all―


 意地悪なんだか、結局優しいんだか。
 よくわからないけど、多分どっちもエディなのだろう。

 過去があって、今がある。
 そして、今という時間は……一瞬で過去になっていく。

 今を、どう生きるかなんて。正解のない答え探しのようなもの。
 それでも、あたしは。


 未来を――歌いたい。


 たとえ、涼ちゃんを忘れるために一生分の時間を要するとしても。

 涼ちゃんのいない未来を、あたしは生きていくしかないから。


「あ、タイトル書いてなかった」

 エディは思い出したように、音源の表面にさっきの曲のタイトルを書き出した。


   『君という夢を描いて』――


 あたしの夢の続きはきっと、この旋律の先に。あ