君という夢を描いて The after story―Embrace it all―



   春も 夏も
   秋も 冬も
   君がいる それだけで
   新しい景色を 描きたくなった

 描く?

   会いたい思いだけが 加速していく
   もう会えないとわかっていても
   会いたいと思うたびに 会えない時間がもどかしくて
   何度も 何度も 描いていた

 描くって言葉が、やけに沁みる。

   俺の中に広がる 無限のキャンバス一面に
   君の笑顔を
   描きたいと 心から思った

 だって、あたし……まだ。
 彼のこと……。

   君の笑顔を守りたくて
   俺は君に嘘をつく
   俺自身を偽ってでも

 ねえ、これって。
 エディの声だけど。
 あたしには、違って聞こえる。


   傷つけるつもりはなくて
   正解がわからなくても
   ただ ただ 君が 大切だった
   何よりも 誰よりも

 やばい。瞼の奥が熱い。
 押し寄せる、彼との記憶。
 溢れ出しそう――もう遅いけど。

   Stay with me, Stay with you
   守れそうもない約束で
   君の未来まで 縛るつもりはないけれど

 視界が滲んだ。
 でも、彼の姿はどんどん鮮明になっていく。

   ただ ただ 君を愛してた
   心から
   それだけは 何があっても
   伝えたかった
   たとえ君を悲しませても