Over the EDEN ―夢の向こう側へ―

『ブルーへヴンの彼方に』を発表して約二十年。

 すっかり大人になった元EDENの五人。ライフスタイルも大きく変わり、中には結婚して親になった者もいた。

 そして、今日はカフェロゼッタを貸し切り、元EDENのメンバー五人と、亞紗斗の妻の梨歩、息子の律。エディの妻の若葉、娘の瑠花、息子の玲も集まり、ある計画について話し合いをしていた。

「あのさ、みんなに話があるんだ」と切り出すエディ。

「僕たち、もう一度……奏でてみないか?」

 かつて音を交えた仲間と、その家族。
 夢は叶った。
 でも、それは決して終わりを示すものではない。


 あの夢の続きを。
 もう一度、描きたい。

 エディは密かに、当時の思いを膨らませ、いつかもう一度形にしたいと願っていた。

 そして、今。