きみの青に飛び込む



神坂くんは、こんな僕を知ったら幻滅するだろうか。

「…羽柴」

長いキスが終わって、神坂くんの声が聞こえる。
ゆっくりと目を開ければ、神坂くんが愛おしそうに僕の頬を撫でている。
今は、それだけで十分だ。

僕は秘密を利用している。
けど、彼が僕の青に飛び込んでくれている間はただこの甘さに酔いしれようと思う。


「大好き、神坂くん」

「俺も」


【きみの青に飛び込む】

完