さようならの先に

貴重なお時間を使って、最後までお読みいただきありがとうございました。
一年ほど空いて久しぶりに書いてみると、頭に描いた想像を言葉を使って現実に表すことはとても楽しかったです。

さて、この話は元々長編する予定だった作品の外伝として書こうと思っていました。そのため、内容はなんとなく決まっていたため、書き進めることは困りませんでした。ただ、私が書く短編にしてはいつもより登場人物が多い上に背景が細かくなってしまい、話を増やす度に最後までたどり着けるか冷や冷やしていました。もしかしたら、あとがきと番外編が書けないかもと思っていましたが、このページがある時点でまだ超えていなかったので書くができました。

裏話はさておき、この話の中で一番大きいと言っても過言ではない出来事は戦国時代に生きた駒姫の最後を元にしています。政治とはほとんど関係ない場所にいながら、連座によって処刑された悲劇の姫として知られています。
豊臣秀吉の政権の影で命を落とした姫がいたことは教科書には載っていません。ですが、わずか15歳で命を落とした姫の影響はこの後起こる関ヶ原の戦いに影響を与えたと言われています。もし、処刑されていなかったら未来が変わっていたかもしれません。

それではいつも通り、登場人物の設定について少し話します。ネタバレになるかもしれないので少し間を空けます。






































《登場人物設定》
咲空
さくらという読みから漢字を当てはめました。
体格が小さい上に童顔なので、実際の年齢より幼く見えることを気にしています。


奥さんに空が入っていることが由来。
臆病なところは他人に見られないように成長。
寂しがりやのところは変わらない。

蓮(《桔梗》)
本名が蓮で《桔梗》はあだ名。
あだ名は復讐という花言葉を持つ桔梗から取りました。妹の仇を打とうとしています。


刺繍は他家に嫁ぐ予定の異母妹に指南することができるほどの腕前です。他にも歌や楽器も弾ける才女です。

当主(咲空の父)
一人娘の咲空を溺愛。
家柄だけではなく、人柄や力量で判断する領主。

三春の当主(蓮と楠の父)
仕事命の男。
領地のさらなる発展のために子どもたちを他家に送り込んでいる。

三春の当主の奥方(蓮と楠の母)
利害関係による政略結婚だったが、子どもたちには愛情を注いでいた。
実は八千代の当主と異母妹。
次はこの物語から数か月が経った作中で名前だけ登場した敷島の姫に焦点を当てた作品を書こうと思っています。