木漏れ日の中の光

「あ、詩さんごめんなさい。つい、話し込んじゃって。あ、翔月と話してたんですけど。あそこにあるスタバに行きませんか? 今、期間限定で美味しいって評判のフラペチーノが売ってるんですよ。行きましょう」

 唯は目を輝かせて、私と鈴子の手を掴んでねぇねぇと上目遣いで訴えてきた。

 この目で言われたら、断れる訳がない。

「「う、うん」」

 私と鈴子は唯の圧に押されて、思わず返事をした。

「じゃあ、行くか」

 呆れたように翔月はため息を吐いてから、私たちに言う。

「そうしよう」

「うん」

「行こう」

 私と鈴子と唯は素直に返事をしてから、また歩き始めた。

 スタバは歩いてすぐのところにあった。

 大型ショッピングモールの中にあるので、スタバ以外にもファッションブランドや生活用品の店が建ち並び、みんなでなにかを見ることができる。

 すぐにスタバに行き、四人で期間限定のフラペチーノを飲みながら、話をした。

 主に学校のことだけど、たまに将来の話になったり、具体的ではないけど家族のことも話したりした。

 それだけでも、私は嬉しかった。