「うんうん、予想以上にうまい!! キャベツの甘みとソースの甘じょっぱさが合う。酒が欲しくなるな。あ、そこの屋台のおじさん。ビール大ジョッキでちょうだい!」
「あいよ。いい食いっぷりだねアフロンの兄ちゃん!」
店の前のベンチでお好み焼き串を持ってほおばるカイン。口の周りにビールヒゲをつけながら食べていく。
それを見てお客様が呼び寄せられる。
「お嬢ちゃん、これはなんだい?」
「お好み焼きです! フローレンス領の野菜と肉、チーズをふんだんに使った軽食です。1本いかが?」
「うまそうな匂いだな。そうさな、1本もらおうか。あと家族に持って帰るのに2本」
「まいどありー!」
キッチンカーの横では今回のお好み焼きに使ったキャベツを販売している。
今年フローレンスの村に移住した家族が売り子を申し出てくれた。
お好み焼きを食べたお客様が作り方を聞いて、「うちでも作ろう!」と言いながらキャベツを買っていく。
荷車に山積みだったキャベツがどんどんと売れていく。



