声は僕の悪口から始まった。すぐ隣のリーダーから聞こえてきた「こんな事も出来ないのか。」「言い返してみろ。ほれ。」僕は何も答えられなかった。汗をものすごくかいた。後で仕事の事で話しかけてみるといつもの笑顔のリーダーがいた。さっきの声は何だったのだろう。それから毎日の様に声が聞こえてきて、何も答えられずにただ耐えて、後になって恐る恐る仕事の事で話しかけて見たらいつもの笑顔だった。その時はただ耐えていた。その内変わっていくだろう。そう思っていた。それが、離れた所にいる人にまで移っていった。「アイツ、シャーペンの芯を折ったよ。」「アイツ」そしてある時その声は言った「アイツ、苛められているよ。」僕はいじめられている。そうなのだと思った。それで、リーダーに相談することにした。「苛められるのです。」僕は言った。すると、「誰も南君の事をいじめてなんかいないよ。本当にそう思うのだったら、心療内科に行ったほうがいい。」そう言っていた。僕はそんなはずはないと思った。今度はサブリーダーに相談した。するとやっぱり、「誰も南さんの事を苛めたりしていませんよ。」と言っていた。だけど変化があった。サブリーダーはその声
