僕は大学を出てパソコン関係の会社に入った。ハローワーク主催の面接会でたまたま見つけた会社で技術者派遣の会社だった。派遣と聞いて何となく「嫌だなあ」と思ったけど、入ってしまうとなかなか辞めるきっかけもなく、何となく仕事をしていた。僕の派遣先の会社では多くの会社の人が僕と同じように派遣で働いていた。僕は人見知りでコミュニケーション能力がなく、人の輪に加わって話に入っていく事が出来なかった。だから、人の話を話に加わらないまま聞いていて、後で一対一になった時にさっきの話題についての質問から話に入るというコミュニケーションの取り方をしていた。だから、僕と話す人はいつもつまらなそうだった。なので、次第に就職したての元気はなくなっていき、寝ても回復しなくなっていった。その内に勉強しないといけない時期が来て、帰宅してから勉強するようになり、その寝ることを失っていった。寝る時間がもったいないと思うようになっていったのだ。仕事はまだ新人だったから楽な仕事だった。でも、井の中の蛙大海を知らずで、まるで自分は仕事ができるかのように思い、プライドが高かった。だからこそ余計に人を遠ざけた。それである時から声が聞こ
