――――――ダァーーンッ!!
鋭い破裂音が冬の名残りを残すラスタールの寒空に響き渡った。銃口から立ち上る白い硝煙をふっと吹き消しつつ、俺は引き金から指を離す。
「おお、見事ですな。ブラン様」
セバロが銀縁の眼鏡をクイッと指で上げながら、遥か遠方でバキリと折れて地面に落ちた大きな木の枝を見つめていた。
……うん、確かに性能は申し分ない。
俺の作ったラスタール三八式歩兵銃は、今日も今日とて完璧な性能を発揮してくれている。問題があるとすれば、弾が命中したのが俺が最初から狙いを定めていた正面の枝ではなく、そこから右へ十本ほど隣にある全く関係のない枝だったということくらいだ。
……何も言うまい。
冷や汗を必死に引っ込めながら、俺は銃を肩に担ぎ直す。
今日、なぜ俺がこんなところで射撃訓練もどきをやっているのかというと、我が家にやってきて二日目のアクシラが、「村を見せて頂けないでしょうか」と申し出てきたからだ。
彼女なりになにか出来ることはないかと、動きだしてくれたのだ。王都の連中が噂していたような「氷の令嬢」なんて冷酷な人間じゃない。不器用だが温かい心の持ち主だと俺は思う。
そんな健気なアクシラはというと、俺の横で落ちた枝と俺の顔を交互に見つめていた。その綺麗な顔は相変わらずピクリとも動かない。だが、彼女はスッと俺の前に一歩進み出ると、その小さな口をひらいた。
「ブラン様……一つお伺いしてもよろしいでしょうか」
「ん? 何だい、アクシラ」
「先ほどブラン様が照準を合わせていらした方向と、実際に弾が着弾した場所にはおよそ十メートル以上の乖離がございました。……あの武器は、特殊な軌道を描く特性でもある兵器なのでしょうか?」
やだ、アクシラさんったら。そんな澄ました最高級の美貌で、的確すぎるクリティカルヒットをかまさないでほしい。
あまりのド直球に、俺は思わず「いや……そうではないぞ」と、なんとも情けないバツの悪い声を絞り出すのが精一杯だった。
すると俺の予想外の動揺を察したのか、アクシラの吸い込まれそうな青い瞳が少しばかり大きく見開かれた。
「……申し訳ございません。いまの発言は不要なものでした」
アクシラは目に見えてシュンと肩を落とし、視線を伏せてしまった。
「ああ、いいんだよ。俺に射撃センスがないのは事実だから、気にしないでくれ」
「ついつい理解を深めたくて余計なことを……学園での失敗から、わたくしは一体何を学んでいたのでしょうか……」
淡々と落ち込み始めるアクシラ。
でも、探求心が強いのは悪いことじゃない。そしてアクシラのいいところはそこだと思う。
少なくとも俺は結構好きだけどな。
「気にするなよ、アクシラ。それも含めて、君ってことでいいんじゃないか?」
「え……?」
「アクシラは遠慮せず、この村で知りたいことを学びまくってくれればいい」
「わたくしが知りたいことを……ですか?」
「ああ、そうだ」
俺はパンッと自分の両頬を叩いて気合を入れると、銃の訓練を遠巻きに眺めていたシュルトたち歩兵銃部隊の面々に向かって声を張り上げた。
「みんな、よく聞け! 実は、俺の射撃センスはそれほど良くない! というか、ぶっちゃけドヘタだ! 今までの射撃に関しては、偶然が奇跡的に積み重なっていたにすぎない! だから、俺の射撃の腕前は絶対にアテにするなよ!」
よし、これでいい。
むろん領主として「ハッタリ」をかまさなきゃいけない場面もあるし、伏せるべき情報とオープンにする情報の切り分けは大事だ。だが、こと戦いにおいて身内の実力を誤認させるのは命に関わる。
なんて偉そうに言ったが。言うの遅すぎだろと言われそうだが。
さあ、俺のドヘタ宣言を聞いた領民たちの反応は―――
「知ってやすよ~~ブラン様」
「今更なに言ってんだべ、領主様」
「そりゃあねぇ、最初のブラックウルフ戦の時から、みんな薄々気付いてましたからねぇ」
歩兵銃部隊の男たちが、何を今更と言わんばかりに苦笑した。
うわぁ~~全部バレてた……
「お、おい……お前ら、気づいてたのかよ……?」
「気づかない方が無理ありますって」
「う、うわああ……ハズイ! めちゃくちゃ恥ずかしいぞ、これ!」
俺が頭を抱えて真っ赤になっていると、すぐ横から「フフッ」という、極上の鈴を転がしたような澄んだ音が聞こえた。
見ればアクシラがその小さな白い手を口元に当てて、小さく笑い声を漏らしていた。氷のように動かなかった彼女の表情が柔らかく緩み、青い瞳がいたずらっぽく細められている。
「ふむ。やっぱりアクシラは、そうやって笑った方がより一層美人度が増すな。うん、間違いない」
「……っ。からかわないでください。次へいきますよ」
アクシラはまたすぐに氷の仮面を被り直してすたすたと前を歩き始めてしまったが、その耳の端がほんのりと赤くなっていた。
その後も村をまわる俺たち。
小人さんたちが建てた真新しい住宅街を見歩きながら、アクシラがふと不思議そうに口を開いた。
「ブラン様は毎日あれほどの規模の建物を生み出し、道具を作っていらっしゃいますが、魔力を使って辛くはないのでしょうか?」
「いや、好きでやっていることだからな。昔から物作りをしてる時間が一番の幸せなんだ。だから特に辛いと思ったことはないな。まぁ一気に魔力を使いすぎると、次の日に猛烈にだるくなって泥のように眠ることはあるけど」
それに最近気づいたのだが、使える魔力の総量が明らかに増えてきている気がする。
毎日毎日小人さんたちと家を建てまくっているのだ。そりゃあ、魔力の上限やら魔法のレベルがアップしてても不思議ではない。
「好きで使う魔法……わたくしも、そのようにできればよかったのですが……」
その言葉の端々から、彼女が自分の持つ氷魔法に対してあまり良い感情をもっていない感じがする。
だが、俺は自分からそれを無理に暴こうとはしない。俺としてはこれからこのエド村で、あのかき氷の時のように彼女の魔法がみんなを笑顔にする瞬間を何度でも作ってやればいいと思う。
「昨日のかき氷は最高に美味かったからな。また夏になったら頼むよ」
「……はい」
アクシラはそう言って、少しだけ優しい視線を俺にくれた。
◇◇◇
それから、さらに一ヶ月の月日が流れた。
ついに村に住むすべての領民たちの家が、最新の新築一戸建てへと建て替えを完了した。かつてのボロ小屋が並んでいた限界集落は、機能的なモダン住宅街へと変貌を遂げていた。
あと、教会のまえの広場を中央広場として整備してみた。みんなが集まれる場所は綺麗なほうがいいしな。
そして、それと同時に。
厳しかったラスタールの「冬」が、ついに終わりを告げた。
大地から瑞々しい緑の草木が顔を出し、空からはぽかぽかとした柔らかな温かい光が降り注ぐ。ラスタールに待望の「春」がやってきたのだ。
「わぁあ~~い! あったかいぃ~~♪」
「春です! 気持ちいいです♪」
新しく作った村の中央広場で、ちっこいメイドのロネと俺の専属メイドであるリナが手を繋いでクルクルと回りはしゃいでいる。ポカポカの陽気に誘われて、二人ともすっかり上機嫌。
「リナ、ロネ。気持ちが良いのは分かりますが、領主館のメイドたる者、そのようにはしたなく地べたで騒ぐものではありません」
そんな二人を見つめながら、アクシラが腰に手を当ててツカツカと歩み寄る。
言葉こそお説教のそれだが、その表情はちっとも怒っていない。むしろ、妹たちのじゃれ合いを見守る優しいお姉ちゃんのような穏やかな眼差しだ。
「てへへ、アクシラ様、ごめんなさ~い!」
「はいです! あ、もしかしてアクシラ様も一緒にクルクルしたいですか!?」
「わ、わたくしは結構です……っ!」
ロネに強引に手を引っ張られ、慌てて「氷の仮面」を取り繕おうとするアクシラ。
アクシラもだいぶ馴染んできたし、感情が出せるようになってきた。
この一ヶ月、領主館で同居するうちに女性陣三人は随分仲良くなったようだ。年齢はリナが十八歳。アクシラが十七歳で、ロネが十五歳。みんな年がそこまで離れていないこともあって、今ではまるで本当の三姉妹のように仲良くやっている。アクシラがかつて学園でいなかった「味方」は、このラスタールの地で確実に増え始めていた。
「いやぁ、春だな。実に平和で気持ちがいい……」
俺がのんびりと伸びをしながら、陽気な風に目を細めて歩いていると。
教会の前で、ガジル神父が一人神妙な顔をしてじっと空を見上げているのが目に入った。
春の訪れだというのに、彼の横顔からはひどく浮かない表情が感じ取られる。
「どうしたんだ、ガジル神父? せっかくの春だし、そんな暗い顔して空見上げてたらもったいないぞ」
声をかけると、ガジル神父はゆっくりと首を振り、深く重いため息をついた。
「領主さま……ワイバーンの季節ですじゃ」
「え? すまん、もう一回言ってもらっていいか?」
なんか意味不明な単語が聞こえたような。
いかんな、俺も疲れているのか。
「ワイバーンの季節ですじゃ」
聞き間違いじゃなかった。
なにその季節……この土地怖い。
鋭い破裂音が冬の名残りを残すラスタールの寒空に響き渡った。銃口から立ち上る白い硝煙をふっと吹き消しつつ、俺は引き金から指を離す。
「おお、見事ですな。ブラン様」
セバロが銀縁の眼鏡をクイッと指で上げながら、遥か遠方でバキリと折れて地面に落ちた大きな木の枝を見つめていた。
……うん、確かに性能は申し分ない。
俺の作ったラスタール三八式歩兵銃は、今日も今日とて完璧な性能を発揮してくれている。問題があるとすれば、弾が命中したのが俺が最初から狙いを定めていた正面の枝ではなく、そこから右へ十本ほど隣にある全く関係のない枝だったということくらいだ。
……何も言うまい。
冷や汗を必死に引っ込めながら、俺は銃を肩に担ぎ直す。
今日、なぜ俺がこんなところで射撃訓練もどきをやっているのかというと、我が家にやってきて二日目のアクシラが、「村を見せて頂けないでしょうか」と申し出てきたからだ。
彼女なりになにか出来ることはないかと、動きだしてくれたのだ。王都の連中が噂していたような「氷の令嬢」なんて冷酷な人間じゃない。不器用だが温かい心の持ち主だと俺は思う。
そんな健気なアクシラはというと、俺の横で落ちた枝と俺の顔を交互に見つめていた。その綺麗な顔は相変わらずピクリとも動かない。だが、彼女はスッと俺の前に一歩進み出ると、その小さな口をひらいた。
「ブラン様……一つお伺いしてもよろしいでしょうか」
「ん? 何だい、アクシラ」
「先ほどブラン様が照準を合わせていらした方向と、実際に弾が着弾した場所にはおよそ十メートル以上の乖離がございました。……あの武器は、特殊な軌道を描く特性でもある兵器なのでしょうか?」
やだ、アクシラさんったら。そんな澄ました最高級の美貌で、的確すぎるクリティカルヒットをかまさないでほしい。
あまりのド直球に、俺は思わず「いや……そうではないぞ」と、なんとも情けないバツの悪い声を絞り出すのが精一杯だった。
すると俺の予想外の動揺を察したのか、アクシラの吸い込まれそうな青い瞳が少しばかり大きく見開かれた。
「……申し訳ございません。いまの発言は不要なものでした」
アクシラは目に見えてシュンと肩を落とし、視線を伏せてしまった。
「ああ、いいんだよ。俺に射撃センスがないのは事実だから、気にしないでくれ」
「ついつい理解を深めたくて余計なことを……学園での失敗から、わたくしは一体何を学んでいたのでしょうか……」
淡々と落ち込み始めるアクシラ。
でも、探求心が強いのは悪いことじゃない。そしてアクシラのいいところはそこだと思う。
少なくとも俺は結構好きだけどな。
「気にするなよ、アクシラ。それも含めて、君ってことでいいんじゃないか?」
「え……?」
「アクシラは遠慮せず、この村で知りたいことを学びまくってくれればいい」
「わたくしが知りたいことを……ですか?」
「ああ、そうだ」
俺はパンッと自分の両頬を叩いて気合を入れると、銃の訓練を遠巻きに眺めていたシュルトたち歩兵銃部隊の面々に向かって声を張り上げた。
「みんな、よく聞け! 実は、俺の射撃センスはそれほど良くない! というか、ぶっちゃけドヘタだ! 今までの射撃に関しては、偶然が奇跡的に積み重なっていたにすぎない! だから、俺の射撃の腕前は絶対にアテにするなよ!」
よし、これでいい。
むろん領主として「ハッタリ」をかまさなきゃいけない場面もあるし、伏せるべき情報とオープンにする情報の切り分けは大事だ。だが、こと戦いにおいて身内の実力を誤認させるのは命に関わる。
なんて偉そうに言ったが。言うの遅すぎだろと言われそうだが。
さあ、俺のドヘタ宣言を聞いた領民たちの反応は―――
「知ってやすよ~~ブラン様」
「今更なに言ってんだべ、領主様」
「そりゃあねぇ、最初のブラックウルフ戦の時から、みんな薄々気付いてましたからねぇ」
歩兵銃部隊の男たちが、何を今更と言わんばかりに苦笑した。
うわぁ~~全部バレてた……
「お、おい……お前ら、気づいてたのかよ……?」
「気づかない方が無理ありますって」
「う、うわああ……ハズイ! めちゃくちゃ恥ずかしいぞ、これ!」
俺が頭を抱えて真っ赤になっていると、すぐ横から「フフッ」という、極上の鈴を転がしたような澄んだ音が聞こえた。
見ればアクシラがその小さな白い手を口元に当てて、小さく笑い声を漏らしていた。氷のように動かなかった彼女の表情が柔らかく緩み、青い瞳がいたずらっぽく細められている。
「ふむ。やっぱりアクシラは、そうやって笑った方がより一層美人度が増すな。うん、間違いない」
「……っ。からかわないでください。次へいきますよ」
アクシラはまたすぐに氷の仮面を被り直してすたすたと前を歩き始めてしまったが、その耳の端がほんのりと赤くなっていた。
その後も村をまわる俺たち。
小人さんたちが建てた真新しい住宅街を見歩きながら、アクシラがふと不思議そうに口を開いた。
「ブラン様は毎日あれほどの規模の建物を生み出し、道具を作っていらっしゃいますが、魔力を使って辛くはないのでしょうか?」
「いや、好きでやっていることだからな。昔から物作りをしてる時間が一番の幸せなんだ。だから特に辛いと思ったことはないな。まぁ一気に魔力を使いすぎると、次の日に猛烈にだるくなって泥のように眠ることはあるけど」
それに最近気づいたのだが、使える魔力の総量が明らかに増えてきている気がする。
毎日毎日小人さんたちと家を建てまくっているのだ。そりゃあ、魔力の上限やら魔法のレベルがアップしてても不思議ではない。
「好きで使う魔法……わたくしも、そのようにできればよかったのですが……」
その言葉の端々から、彼女が自分の持つ氷魔法に対してあまり良い感情をもっていない感じがする。
だが、俺は自分からそれを無理に暴こうとはしない。俺としてはこれからこのエド村で、あのかき氷の時のように彼女の魔法がみんなを笑顔にする瞬間を何度でも作ってやればいいと思う。
「昨日のかき氷は最高に美味かったからな。また夏になったら頼むよ」
「……はい」
アクシラはそう言って、少しだけ優しい視線を俺にくれた。
◇◇◇
それから、さらに一ヶ月の月日が流れた。
ついに村に住むすべての領民たちの家が、最新の新築一戸建てへと建て替えを完了した。かつてのボロ小屋が並んでいた限界集落は、機能的なモダン住宅街へと変貌を遂げていた。
あと、教会のまえの広場を中央広場として整備してみた。みんなが集まれる場所は綺麗なほうがいいしな。
そして、それと同時に。
厳しかったラスタールの「冬」が、ついに終わりを告げた。
大地から瑞々しい緑の草木が顔を出し、空からはぽかぽかとした柔らかな温かい光が降り注ぐ。ラスタールに待望の「春」がやってきたのだ。
「わぁあ~~い! あったかいぃ~~♪」
「春です! 気持ちいいです♪」
新しく作った村の中央広場で、ちっこいメイドのロネと俺の専属メイドであるリナが手を繋いでクルクルと回りはしゃいでいる。ポカポカの陽気に誘われて、二人ともすっかり上機嫌。
「リナ、ロネ。気持ちが良いのは分かりますが、領主館のメイドたる者、そのようにはしたなく地べたで騒ぐものではありません」
そんな二人を見つめながら、アクシラが腰に手を当ててツカツカと歩み寄る。
言葉こそお説教のそれだが、その表情はちっとも怒っていない。むしろ、妹たちのじゃれ合いを見守る優しいお姉ちゃんのような穏やかな眼差しだ。
「てへへ、アクシラ様、ごめんなさ~い!」
「はいです! あ、もしかしてアクシラ様も一緒にクルクルしたいですか!?」
「わ、わたくしは結構です……っ!」
ロネに強引に手を引っ張られ、慌てて「氷の仮面」を取り繕おうとするアクシラ。
アクシラもだいぶ馴染んできたし、感情が出せるようになってきた。
この一ヶ月、領主館で同居するうちに女性陣三人は随分仲良くなったようだ。年齢はリナが十八歳。アクシラが十七歳で、ロネが十五歳。みんな年がそこまで離れていないこともあって、今ではまるで本当の三姉妹のように仲良くやっている。アクシラがかつて学園でいなかった「味方」は、このラスタールの地で確実に増え始めていた。
「いやぁ、春だな。実に平和で気持ちがいい……」
俺がのんびりと伸びをしながら、陽気な風に目を細めて歩いていると。
教会の前で、ガジル神父が一人神妙な顔をしてじっと空を見上げているのが目に入った。
春の訪れだというのに、彼の横顔からはひどく浮かない表情が感じ取られる。
「どうしたんだ、ガジル神父? せっかくの春だし、そんな暗い顔して空見上げてたらもったいないぞ」
声をかけると、ガジル神父はゆっくりと首を振り、深く重いため息をついた。
「領主さま……ワイバーンの季節ですじゃ」
「え? すまん、もう一回言ってもらっていいか?」
なんか意味不明な単語が聞こえたような。
いかんな、俺も疲れているのか。
「ワイバーンの季節ですじゃ」
聞き間違いじゃなかった。
なにその季節……この土地怖い。

