あおいと呼ぶにはまだ早い

僕らは無事、3年生になった
クラス替えが無いから
宮世とは、離れたまま

中間テストも終わり、
いつもの様に、教室でアホ話をしていると、
突如
弱小バレー部の助っ人をお願いされた

「えーー僕だけ」
「山中が1番背が高い!
お前なら、今からだってバレー部のエースになれる」
ハヤトは面白がっておだてる
「だけど」
「バレー部ってインターハイ予選負けて、最後の試合、終わってるよね」
さすが!卓

「近隣校と、7月に最終試合があるんだ。
山中、エースの称号はやるから、頼む」
と、クラスメイトのバレー部員から、頭をさげられる
ギリギリの部員数なのに最近、2人もケガをしたらしい
「帰宅部以外を経験出来るなんて、いい人生じゃん」
ハヤトがまた、適当なことを言ってきた

僕、今日からバレー部なのー!?


バレー部員になって1ヶ月
僕は、顧問の斉藤に懇願していた
「斉藤、勘弁してくれよ」
僕だけグラウンドで、ランニング!?
「山中、スクワット100回出来ない奴は、居残り練習って、言っただろ」

グラウンド→陸上部→宮世がいるかも!
いや、もうすぐ6時
いるはず無い

みんなは、体育館隅で、帰宅準備をしてる
「お前ら、いつの間にスクワット100回も、出来るように、なったんだよ」
「山中がレシーブ練習してる()に」
薄情にも、みんなは帰っていく
「斉藤、僕が、正規の練習してる時に、サボってた奴らが、なんで特するんだよ」
「ほら、鍵を閉めるから、早く出てくれ」
「斉藤、明日はスクワット無しで」
僕は、鍵を閉める、斉藤を拝んだ

「明日は200回にする予定だ」
「おいっ」
「じゃあ、職員室から見えてるから、しっかり走れよ」
「おにー」