部活終わり、僕は宮世と合流した
「何をすればいいかな?」
ジロジロ見たい気持ちを抑えて
俯きながら宮世に聞く
「俺を見てて」
「えっ、見てるだけ?」
つい、目線を宮世に合わせてしまう
2秒…いや5秒、宮世と目が合う
高速に動く心臓
苦しくて、僕は目をそらす
宮世は目を泳がせ、グラウンドに出て行った
今、僕…宮世と見つめ合ってた?
今日も暑い
風は、ほぼ無風
僕は、ベンチに座り、宮世だけを見ていた
今日は100メートル走らないのか?
半分くらい走って戻る
これを宮世は、繰り返していた
軽やかだな
僕は、宮世が、こちらを向くたびに、
ニコッと、愛嬌を振りまく
つまらなそうとは、思われたくない
「調子いいの?」
ベンチに、戻ってきた宮世に聞いた
「なんで?」
「なんか、昨日より、軽く走ってるように見えて」
宮世は、何も言わず俯く
えっ、気を悪くした?
素人が、何言ってるんだよ!的な…
「あっ、勝手に言ってごめん」
宮世は、頭をかきながら
「ヤバぁ、まじか…恥ず」
と、照れくさそうに僕を見た
僕は、よくわからず、キョロキョロと挙動不審な動きをした
「俺、気分が走りにでるから」
「うん?」
「だから、調子いいのは、山中のおかげ」
宮世は、自分の髪をクシャクシャと触りながら
グラウンドに戻っていった
誰かに見られてると、気分がいいってことか
宮世は生まれながらのスターだな
「練習って、ただ100メートルを走るだけじゃないんだな」
僕らは帰りながら、今日を振り返る
「まぁ、30.50.80走ったり。でも1番走ってるのは200かな」
「凄いな」
「バレー部でも、ダッシュ練習あるだろ」
宮世と肩を並べて歩く
帰宅部の頃とは違い、一応、運動部という、共通点が、会話をスムーズにする
それが、僕はなにより嬉しい
「インターハイっていつ?」
「7/27」
「えっ、もうすぐじゃん、明日から部活停止期間たけど。期末テストの」
「ああ、一応、自主練の許可はもらってる。体育館で」
「よかったーこのタイミングで、1週間、練習無しは、キツいよね」
宮世が立ち止まる
「うん?」
「明日からの1週間も、山中は、見ててくれる?」
宮世の、澄んだ大きな瞳
僕は、恥ずかしくて、目をそらす
「もちろん」
宮世は、目を細めながら
「よかった」
と、呟いた
僕らは、歩き出す
「…」
「…」
「まっ、僕、勉強頑張ってるタイプでも無いし」
「そうなの?…じゃあ、山中は何を頑張ってるの?」
「…何って?」
「バレー部は、助っ人だし、趣味は?」
「…漫画を読むことを趣味に入れていいなら」
「たまには漫画を描いたりしてるの?それとも出版とか、編集っていう仕事に興味があるとか?」
「いや、別に…ただ面白いから読んでる」
「それは、ただの趣味だな。頑張ってはないか…無い?」
整った宮世の真顔が、僕を焦らせる
「いや、待って!明日、明日には思い出すから」
そう言って宮世とは、別れた
頑張ってること…なんだぁー?
「何をすればいいかな?」
ジロジロ見たい気持ちを抑えて
俯きながら宮世に聞く
「俺を見てて」
「えっ、見てるだけ?」
つい、目線を宮世に合わせてしまう
2秒…いや5秒、宮世と目が合う
高速に動く心臓
苦しくて、僕は目をそらす
宮世は目を泳がせ、グラウンドに出て行った
今、僕…宮世と見つめ合ってた?
今日も暑い
風は、ほぼ無風
僕は、ベンチに座り、宮世だけを見ていた
今日は100メートル走らないのか?
半分くらい走って戻る
これを宮世は、繰り返していた
軽やかだな
僕は、宮世が、こちらを向くたびに、
ニコッと、愛嬌を振りまく
つまらなそうとは、思われたくない
「調子いいの?」
ベンチに、戻ってきた宮世に聞いた
「なんで?」
「なんか、昨日より、軽く走ってるように見えて」
宮世は、何も言わず俯く
えっ、気を悪くした?
素人が、何言ってるんだよ!的な…
「あっ、勝手に言ってごめん」
宮世は、頭をかきながら
「ヤバぁ、まじか…恥ず」
と、照れくさそうに僕を見た
僕は、よくわからず、キョロキョロと挙動不審な動きをした
「俺、気分が走りにでるから」
「うん?」
「だから、調子いいのは、山中のおかげ」
宮世は、自分の髪をクシャクシャと触りながら
グラウンドに戻っていった
誰かに見られてると、気分がいいってことか
宮世は生まれながらのスターだな
「練習って、ただ100メートルを走るだけじゃないんだな」
僕らは帰りながら、今日を振り返る
「まぁ、30.50.80走ったり。でも1番走ってるのは200かな」
「凄いな」
「バレー部でも、ダッシュ練習あるだろ」
宮世と肩を並べて歩く
帰宅部の頃とは違い、一応、運動部という、共通点が、会話をスムーズにする
それが、僕はなにより嬉しい
「インターハイっていつ?」
「7/27」
「えっ、もうすぐじゃん、明日から部活停止期間たけど。期末テストの」
「ああ、一応、自主練の許可はもらってる。体育館で」
「よかったーこのタイミングで、1週間、練習無しは、キツいよね」
宮世が立ち止まる
「うん?」
「明日からの1週間も、山中は、見ててくれる?」
宮世の、澄んだ大きな瞳
僕は、恥ずかしくて、目をそらす
「もちろん」
宮世は、目を細めながら
「よかった」
と、呟いた
僕らは、歩き出す
「…」
「…」
「まっ、僕、勉強頑張ってるタイプでも無いし」
「そうなの?…じゃあ、山中は何を頑張ってるの?」
「…何って?」
「バレー部は、助っ人だし、趣味は?」
「…漫画を読むことを趣味に入れていいなら」
「たまには漫画を描いたりしてるの?それとも出版とか、編集っていう仕事に興味があるとか?」
「いや、別に…ただ面白いから読んでる」
「それは、ただの趣味だな。頑張ってはないか…無い?」
整った宮世の真顔が、僕を焦らせる
「いや、待って!明日、明日には思い出すから」
そう言って宮世とは、別れた
頑張ってること…なんだぁー?

