「もう一回、名前を呼んでください!」
「やだ」
夜ご飯を食べ終わって不意に先輩が「睦月」と言ったから、俺は衝撃すぎて何度も先輩に頼んでいる。
先輩と二人ソファに座っているが、俺は先輩に詰め寄って意地でも名前を呼ばせようと頑張っているのに、先輩は「いやだ」の一点張り。
「先輩、さっき言ってましたよ! 俺が名前で呼ばれてて嫉妬したと。なら、もう先輩は俺のことを名前で呼ぶべきです。他の人が俺のことを名前で呼んでいるのを聞いたら毎回嫉妬してしまいます。そうならないためにも、日ごろから名前を呼ぶべきです」
「あのねぇ、別に友達は名前で呼んでるでしょ。俺は、元カノさんが名前を呼んでいたからこうなったの。別にもう会わないでしょ」
「そうですけど、っていうか、どうして俺のことを名前で呼んでくれないんですか? 嫌なんですか?」
「違う、違う、けれど、まだ、ねぇ」
「もしかして、先輩、まだ恥ずかしいんですか?」
ドンッ……
先輩は手に持っていたコップを机に落とす。
かなり低いところで落としたから、割れずに済んだ。
「あっぶな、割れたら大変じゃないですか」
「あのさー、睦月って、表情変わりにくいんだろうけど、真顔で結構いろいろ、言ってくるね。すっごいぐいぐいくる」
「いやですか?」
「嫌じゃないけど」
「やっぱり、俺が先輩のこと抱いてもいいですか」
ぶふっ……
今度は先輩が飲んでいたお茶を噴出した。
ゲホゲホせき込む先輩。かなり動揺したらしい。
今の先輩、やっぱりいつもより反応が毎回可愛い。
今は俺のほうが攻めれる。
今夜は俺が先輩のことを抱けるんじゃないか?
やっぱり先輩のほうが可愛いって分からせられるのでは?
「ひろくん、今日俺が抱いてもいいですか?」
「あ、なまぇ、あぁぁー」
一瞬照れたっと思えば、やっぱり驚いて呆れているのか、頭をくしゃくしゃしている。
情緒が豊かな先輩もかわいいいいいいい。
俺は我慢できずに、隣に座る先輩にキスをした。
そのまま先輩の体を押して、寝転ぶ先輩に長いキスをする。
口が離れる瞬間に先輩の口から洩れる息遣いで、俺の理性はぎりぎりのところまできている。
どうしよう、めっちゃエロい……
エロい先輩も好きすぎる。
どうしよう、俺このままだと本当に……
「翔……」
名前!! めっちゃ可愛い声!!
嬉しいっと思った次の瞬間、思いっきり先輩は足で俺の腹を蹴ってきた。
「ぐはっっ」
「調子乗んなよ、翔よぉ」
勢いよく起き上がる先輩、可愛いです。
「名前っ、もっと呼んでほしいです」
「だーかーら……調子おかしくなる。睦月って名前呼ばれると嬉しくてテンション上がるんだね」
「あ、名前にしてください」
「ちょっと待って、色々キャパオーバーだから、あのさー」
耳まで真っ赤になっている先輩、可愛すぎる。
「む、翔はさ、恥ずかしくないの?」
「全然恥ずかしくないです。むしろ嬉しいです。ずっと呼びたいと思っていたので」
先輩はさっと顔を隠してもごもごしてしまう。
可愛すぎる、やっぱり先輩のほうが照れ屋さんだ。
「翔さー、こんなに恥ずかしがる姿見せられて嫌じゃないのか?」
まだ顔は見せてくれない。
先輩はまさか気にしているのか? 恥ずかしがる先輩はカッコ悪いって思っているのか?
えぇーー可愛い、けど、、結構気にしているのか?
「俺は、外のふわふわした可愛い感じの先輩も好きですし、昨夜のちょっと余裕がある姿も大好きです、それに、今みたいに耳まで真っ赤になるまで照れちゃう先輩ももっと大好きです。照れて口調が荒くなっちゃう先輩とか可愛すぎて大好きって言葉で言い足りないです。俺は、全部の先輩が好きなんです」
「本当に正直だね翔は」
先輩はやっと顔を上げる。
ゆっくりこちらに近づいて、俺の胸に何も言わずに飛び込んでくる。
二人で倒れて、ソファが揺れる。
「先輩?」
「……名前」
「ひろくん」
「はい」
「かわいいですね」
「……」
先輩は俺の胸に顔を押し付けているから顔を見せてくれない。
俺の胸に先輩の顔がある、ある、ある。
両手で背中まで回していて、ぎゅっと強くはぐをしてくれる
「俺は、翔を抱きたい、けど、今は無理」
「え、じゃあ今日は俺やっていいんですか」
「次は、俺ね」
「いいですよ」
まさか、交換でできるなんて。どっちも最高だけど、幸せすぎて現実かどうか疑いたくなる。
あ、そういえば……
「昨日って、どこまでやりましたか?」
「は? 昨日は、翔があの時寝てなんもやってねーよ」
寝て……確かに記憶がない。
なるほど、ていうことは。
「記念日は今日ですね」
「何の記念日だよ。好きにしろ」
先輩が喋るたびにあごが動いて、胸がくすぐったい。
「ひろくん、今日は寝かせないとか言ってたのにー、照れてダウンだなんて、かわいいですね」
「次、やるから。次の日朝起きれないくらいつぶしてやる」
「え、やっぱり先輩って照れて恥ずかしくなると口調荒くなりますね」
「うっせー」
「かわいい」
「……」
先輩はやっと顔を上げて、こっちを見てくる。
まだほんのり顔は赤い。
拗ねているのか怒っているのか、ただ照れているのか、よくわからない顔をしている。
「翔も照れて」
「この後たっぷり照れますよ」
ゆっくりキスをする。
お互いの愛を何度も確認して、大好きだって言い飽きるくらい何度も言った。
それなのに……
「やだ」
夜ご飯を食べ終わって不意に先輩が「睦月」と言ったから、俺は衝撃すぎて何度も先輩に頼んでいる。
先輩と二人ソファに座っているが、俺は先輩に詰め寄って意地でも名前を呼ばせようと頑張っているのに、先輩は「いやだ」の一点張り。
「先輩、さっき言ってましたよ! 俺が名前で呼ばれてて嫉妬したと。なら、もう先輩は俺のことを名前で呼ぶべきです。他の人が俺のことを名前で呼んでいるのを聞いたら毎回嫉妬してしまいます。そうならないためにも、日ごろから名前を呼ぶべきです」
「あのねぇ、別に友達は名前で呼んでるでしょ。俺は、元カノさんが名前を呼んでいたからこうなったの。別にもう会わないでしょ」
「そうですけど、っていうか、どうして俺のことを名前で呼んでくれないんですか? 嫌なんですか?」
「違う、違う、けれど、まだ、ねぇ」
「もしかして、先輩、まだ恥ずかしいんですか?」
ドンッ……
先輩は手に持っていたコップを机に落とす。
かなり低いところで落としたから、割れずに済んだ。
「あっぶな、割れたら大変じゃないですか」
「あのさー、睦月って、表情変わりにくいんだろうけど、真顔で結構いろいろ、言ってくるね。すっごいぐいぐいくる」
「いやですか?」
「嫌じゃないけど」
「やっぱり、俺が先輩のこと抱いてもいいですか」
ぶふっ……
今度は先輩が飲んでいたお茶を噴出した。
ゲホゲホせき込む先輩。かなり動揺したらしい。
今の先輩、やっぱりいつもより反応が毎回可愛い。
今は俺のほうが攻めれる。
今夜は俺が先輩のことを抱けるんじゃないか?
やっぱり先輩のほうが可愛いって分からせられるのでは?
「ひろくん、今日俺が抱いてもいいですか?」
「あ、なまぇ、あぁぁー」
一瞬照れたっと思えば、やっぱり驚いて呆れているのか、頭をくしゃくしゃしている。
情緒が豊かな先輩もかわいいいいいいい。
俺は我慢できずに、隣に座る先輩にキスをした。
そのまま先輩の体を押して、寝転ぶ先輩に長いキスをする。
口が離れる瞬間に先輩の口から洩れる息遣いで、俺の理性はぎりぎりのところまできている。
どうしよう、めっちゃエロい……
エロい先輩も好きすぎる。
どうしよう、俺このままだと本当に……
「翔……」
名前!! めっちゃ可愛い声!!
嬉しいっと思った次の瞬間、思いっきり先輩は足で俺の腹を蹴ってきた。
「ぐはっっ」
「調子乗んなよ、翔よぉ」
勢いよく起き上がる先輩、可愛いです。
「名前っ、もっと呼んでほしいです」
「だーかーら……調子おかしくなる。睦月って名前呼ばれると嬉しくてテンション上がるんだね」
「あ、名前にしてください」
「ちょっと待って、色々キャパオーバーだから、あのさー」
耳まで真っ赤になっている先輩、可愛すぎる。
「む、翔はさ、恥ずかしくないの?」
「全然恥ずかしくないです。むしろ嬉しいです。ずっと呼びたいと思っていたので」
先輩はさっと顔を隠してもごもごしてしまう。
可愛すぎる、やっぱり先輩のほうが照れ屋さんだ。
「翔さー、こんなに恥ずかしがる姿見せられて嫌じゃないのか?」
まだ顔は見せてくれない。
先輩はまさか気にしているのか? 恥ずかしがる先輩はカッコ悪いって思っているのか?
えぇーー可愛い、けど、、結構気にしているのか?
「俺は、外のふわふわした可愛い感じの先輩も好きですし、昨夜のちょっと余裕がある姿も大好きです、それに、今みたいに耳まで真っ赤になるまで照れちゃう先輩ももっと大好きです。照れて口調が荒くなっちゃう先輩とか可愛すぎて大好きって言葉で言い足りないです。俺は、全部の先輩が好きなんです」
「本当に正直だね翔は」
先輩はやっと顔を上げる。
ゆっくりこちらに近づいて、俺の胸に何も言わずに飛び込んでくる。
二人で倒れて、ソファが揺れる。
「先輩?」
「……名前」
「ひろくん」
「はい」
「かわいいですね」
「……」
先輩は俺の胸に顔を押し付けているから顔を見せてくれない。
俺の胸に先輩の顔がある、ある、ある。
両手で背中まで回していて、ぎゅっと強くはぐをしてくれる
「俺は、翔を抱きたい、けど、今は無理」
「え、じゃあ今日は俺やっていいんですか」
「次は、俺ね」
「いいですよ」
まさか、交換でできるなんて。どっちも最高だけど、幸せすぎて現実かどうか疑いたくなる。
あ、そういえば……
「昨日って、どこまでやりましたか?」
「は? 昨日は、翔があの時寝てなんもやってねーよ」
寝て……確かに記憶がない。
なるほど、ていうことは。
「記念日は今日ですね」
「何の記念日だよ。好きにしろ」
先輩が喋るたびにあごが動いて、胸がくすぐったい。
「ひろくん、今日は寝かせないとか言ってたのにー、照れてダウンだなんて、かわいいですね」
「次、やるから。次の日朝起きれないくらいつぶしてやる」
「え、やっぱり先輩って照れて恥ずかしくなると口調荒くなりますね」
「うっせー」
「かわいい」
「……」
先輩はやっと顔を上げて、こっちを見てくる。
まだほんのり顔は赤い。
拗ねているのか怒っているのか、ただ照れているのか、よくわからない顔をしている。
「翔も照れて」
「この後たっぷり照れますよ」
ゆっくりキスをする。
お互いの愛を何度も確認して、大好きだって言い飽きるくらい何度も言った。
それなのに……


